派遣団一行は平成25年8月12日（月曜日）午後6時5分、関西国際空港からオーストラリアに向けて飛び立ちました。

猪名川町では、国際交流及び国際理解教育のより一層の推進を図るため、姉妹都市であるオーストラリアビクトリア州・バララット市へ中学生を派遣しています。ホームステイや学校訪問などを通じて現地の方々と友好親善を深めます。
町内中学校3校（中谷中学校、六瀬中学校、猪名川中学校）の2年生を対象に募集を行い、41名の応募の中から、作文などの書類審査、日本語及び英語による面接審査を経て、9名が選考されました。去る5月28日（火曜日）の結団式以降、出発まで9回の事前研修で英語の勉強や訪問先での交流活動の練習、ホームステイについて学んできました。

出発当日、猪名川町で開催された壮行会では、福田町長や辰巳教育長から派遣にあたっての激励を受けました。
派遣生は、「文化や習慣を学び、学校生活に生かしていきたい」「研修で派遣団が一丸となって取り組んできた『If You’re Happy』『翼をください』の歌や『エイサー』のダンス、紙芝居『桃太郎』をバララット市の人々に披露し、交流したい」「積極的にコミュニケーションを図り充実した10日間を過ごしたい」「文化の違いを学び、同世代の人々の考えを知りたい」「姉妹都市提携25周年の派遣団として猪名川町とバララット市の架け橋となりたい」など、一人一人が緊張しながらも力強く抱負を語りました。
また、派遣団長である教育委員会学校教育課 石上勝久 参事は「派遣に向けて取り組んできた研修の成果を発揮し、自信をもって伝えていこう！バララット市の人々と過ごす中でたくさん学んでこよう！」と語りました。

派遣生たちは、10泊11日の行程を経て、8月22日（木曜日）に帰国する予定です。
9月10日（火曜日）には帰国報告会を開催します。