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第7回特別支援教育公開講座

(写真)第7回特別支援教育公開講座の様子1

 7月30日(金曜日)、文化体育館小ホールで「第7回特別支援教育公開講座」(主催:教育委員会)が開催され、町内外から、保護者などの地域住民や学校・園の教職員など200名が参加しました。
 この講座は、1発達障がいや特別支援教育への理解を深めること、2学校・園や地域・家庭で子どもたち一人一人に応じた支援ができるようになること、この2つをねらいとして開かれたものです。
今回は、関西国際大学教育学部教授、同子育て支援センター長、兵庫教育大学名誉教授の藤田継道(ふじた つぐみち)さんを講師として、「心(認知・言語・対人関係・運動及び情緒)と体の関係を知り、支援に生かそう」をテーマに講演が行われました。
藤田さんは、平成16年に兵庫県知事賞「こうのとり賞」を受賞されており、兵庫県の臨床心理学、障害児教育・特別支援教育等を牽引してくださっている方です。国立特殊教育研究所研究員を経て、兵庫教育大学に長年お勤めになり、昨年から関西国際大学に活躍の場を移されました。大学で人材育成をされながらも、多くの臨床活動を続けられています。国際行動分析学会日本代表として台湾・ペルーへの国際貢献にも尽力されています。 

(写真)第7回特別支援教育公開講座の様子2

 講演は、言葉を使わずに相手に課題を指示する活動から始まりました。言葉が使えない状態で自分の言いたいことを体で表現し、伝達する難しさを直接体験することで、身体の動きが協調し合って、言葉につながることを実感しました。言葉や数概念の獲得には体の働きが必須であることがよくわかりました。
また、藤田さんの関わられた事例の紹介もあり、具体的な関わり方がわかりました。対人関係のトラブルなど問題行動では、行動を起こす原因と行動後の結果を理解することが大事であり、そのことが、子どもを認めることとなり、褒めるところを見つけることにつながると教えていただきました。
「たっぷりの愛情をもって関わることが子どもの人生を変える」という藤田さんの言葉は、心に響き、参加者がそれぞれの立場で取り組んでいく活力を生み出す講演となりました。
 参加者からは、「言葉の獲得には、直接体験や体の使い方とともに、親や周囲からの愛情が大切だということに納得した。」「子ども一人一人を認めること、褒めることを大事にする。」「言葉の獲得のために愛情たっぷりの体験をさせていく。」など、子どもとかかわる原点を教えていただき、これから取り組むべき方向を示唆してもらえた喜びの声がたくさんありました。

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