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第8回特別支援教育公開講座

(写真)シンポジウムの様子

 11月27日(土曜日)、文化体育館小ホールで、第8回特別支援教育公開講座「猪名川町特別支援教育フォーラム」(主催:教育委員会)が開催され、町内外から、保護者などの地域住民や学校・園の教職員など190名が参加しました。
 この公開講座は、1発達障がいや特別支援教育への理解を深めること、2学校・園や地域・家庭で子どもたち一人一人に応じた支援ができるようになること、この2つをねらいとして、平成19年度から開かれているものです。
 今回のフォーラムでは、第1部で「猪名川町の幼稚園・小学校・中学校における特別支援教育」と題したシンポジウム、第2部で「気になる子どもと気長にかかわる~キム外来へようこそ~」と題した講演が行われました。

第1部のシンポジウムでは、くらしき作陽大学の橋本正巳教授がコーディネーターを務め、4人のパネリストが実践発表を行いました。六瀬幼稚園特別支援教育コーディネーターの横路友紀教諭から保護者支援のポイントについて、大島小学校特別支援学級担任の國田敏久主幹教諭からは、持てる力を高めるための個別の指導について報告されました。六瀬中学校特別支援教育コーディネーターの山戸優子教諭からは、中学校における誰もが学びやすい授業づくりや環境づくりの取組が報告され、川西市立川西養護学校自立活動部教育相談担当の高木裕美教諭からは、巡回相談について事例をとおした説明がありました。
 フロアからも発言が出て、猪名川町の幼稚園、小学校・中学校の取組の成果とともに、一貫した支援を行うための校種間の引継ぎの重要性が確認されました。また、就労に向けての課題があることも会場内で共通理解することができました。 

(写真)キム先生の講演の様子

 第2部の講演では、大阪医科大学附属病院発達小児科医の金泰子(キムヤスコ)さんが、多くの子どもたちと向き合われた経験から、子どもにかかわる大人の配慮についてお話をされました。支援とは特別なものでなく、子どもと日常のことをよく話し、よく聴き(困っていることだけでなく、それ以外のことも)、時に分かるように説明し、解決方法を探し、子ども自身が自己決定できるようにすることがまず大事であると再認識しました。また、子どもを育てる大人も含めて「自尊感情」が循環する良いループを作ることが大切だと教えていただきました。

 参加者からは、シンポジウムについて「猪名川町の幼稚園、小学校・中学校の特別支援教育が進んでいると実感でき、嬉しく感じました。」「ユニバーサルデザインの授業は子どものリスクを減らすとのこと。参考に取り組んでいきたいと思う。」「巡回相談で大事にしてくださっていることがよく分かり、安心しました。」などの声が、講演について「できないと言える子は素晴らしい。失敗したときは今でよかったと励ます。すっきりそう言えるよう心がけます。」「ドラマを見ているように事例を聞きました。自分の気持ちと重なり胸があつくなる場面もありました。夫婦一緒に聞いたらよかったなと思ました。」などの声が寄せられました。

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