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第10回猪名川町特別支援教育公開講座

(写真)第10回猪名川町特別支援教育公開講座の様子

 11月26日(土曜日)、猪名川町立猪名川中学校で、第10回特別支援教育公開講座「猪名川町特別支援教育フォーラム」(主催:教育委員会)が開催され、町内外から、保護者などの地域住民や学校・園の教職員など160名が参加しました。
 この公開講座は、1.発達障がいや特別支援教育への理解を深めること、2.学校・園や地域・家庭で子どもたち一人一人に応じた支援ができるようになること、この2つをねらいとして、平成19年度から開かれているものです。今回のフォーラムでは、第1部で「猪名川町の幼稚園・小学校・中学校における特別支援教育」と題したシンポジウム、第2部で「ユニバーサルデザインの授業づくり ~一人ひとりの子どもを大切にする授業・学級・学校をめざして~ 」と題した講演が行われました。

 第1部のシンポジウムでは、くらしき作陽大学の橋本正巳教授がコーディネーターを務め、4人のパネリストが実践発表を行いました。猪名川幼稚園特別支援教育コーディネーターの宇高敦子教諭から猪名川幼稚園の保育の工夫や園内委員会の取組について、猪名川小学校特別支援教育コーディネーターの平尾里美主幹教諭からは、猪名川小学校の全職員で子どもたちに支援をしていく校内支援体制について報告されました。猪名川中学校通常の学級担任木口雅也教諭からは、中学校の学級担任としての取組や授業実践が報告され、川西市立川西養護学校自立活動部教育相談担当の森 吉史教諭からは、巡回相談について事例をとおした説明がありました。
 猪名川町の幼稚園、小学校・中学校の取組の成果とともに、継続して特別支援教育に取り組むことの重要性が確認されました。

 第2部の講演では、愛媛大学教育学部教授 花熊 曉(はなくま さとる)さんが、現代社会の子どもたちの発達の課題としてコミュニケーションと自尊感情・自己肯定感の問題を挙げられ、学校教育における授業において自尊感情・自己肯定感が形成されると話されました。花熊先生の豊富な経験と実践から特別支援教育の観点に立った通常の学級でのユニバーサルデザインの授業づくりの方法を教えていただき、また、授業づくりは学級集団づくりでもあるということを教えていただきました。意義を共通理解し、支援方法を共有化して学校全体で取り組むことが大事であると再確認しました。 

(写真)講師:花熊 曉さん

 参加者からは、シンポジウムについて「猪名川町特別支援教育の取組の現状がわかり、先生方の努力、地域の取組を知ることができてよかった。」「学校で行われている支援が保護者にわかりにくいところもあったので、今回はそれをお聞きすることができてよかったです。」などの声が、講演について「ユニバーサルデザインの授業について初めて話を聞かせていただきました。支援が必要な子どもとそうでない子ども、みんなが分かる授業の大切さがとてもよくわかりました。」「授業についてのお話でしたので、保護者である私には少し縁遠い内容ではありましたが『視覚支援を増やして言葉の指示を少なくする』等の方法は家庭でも取り入れていけると思いました。」などの声が寄せられました。

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