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第16回猪名川町特別支援教育公開講座

第16回猪名川町特別支援教育公開講座の様子

平成26年11月29日(土曜日)、猪名川町文化体育館小ホールにおいて、「第16回猪名川町特別支援教育公開講座」が開催され、町内の保護者、民生委員・児童委員などの地域の方々をはじめ、幼稚園・小学校・中学校の教職員、教育委員、就学指導委員、学童保育指導員、阪神間各市の教員など、関係者約100名が参加しました。

この公開講座は、平成19年度から猪名川町教育委員会主催で年2回開催してまいりました。本公開講座のねらいとしては、(1) 発達障がいや特別支援教育への理解を深めること、(2) 学校・園や地域・家庭で子どもたち一人一人に応じた支援ができるようになること、を目指しています。

今年度の第2回目の公開講座では、ひょうご発達障害者支援センター クローバーの和田康宏(わだ やすひろ)センター長を講師としてお招きし、「発達障害のある人の青年、成人期の支援~相談事例を通して~」と題してお話していただきました。
ひょうご発達障害者支援センタークローバーは、平成14年度に国の「自閉症・発達障害支援センター事業」として創設され、平成17年4月、発達障害者支援法の施行を受けて「発達障害者支援センター」に名称変更。同センターには専属スタッフが配属され、自閉症やアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)、LD(学習症)、ADHD(注意欠如・多動症)などの発達障がいのある方、ご家族、関係施設・関係機関等への相談業務を推進されています。また、関係施設・関係機関等との連携により、地域における支援体制の総合的な整備にも取り組まれています。

和田センター長は、特に発達障がい者の「就労支援」や「大学生支援」などに造詣が深く、同センタークローバーの主任相談支援員として発達障がい者の支援に携わり、その後、クローバー センター長に就任、現在に至っておられます。

ご講演の中で、同センターにおける数多くの相談事例を基に、高校生活の課題と支援、性の問題、大学における課題、成人期の課題、就労支援、そして学校教育において生活力を付けていくべきことなど、詳しくご講話くださいました。特に、青年期前の発達障害者の支援に携わっている参加者にとっては、青年期・成人期における生活上の困難について知ることによって、今、目の前にいる当該幼児児童生徒にどのような生活力を付けていけばいいのかを考える絶好の機会となりました。

参加者からの感想は、
◇ひょうご発達障害者支援センターに相談される方々は、大学や大学院を卒業した高学歴の方々が最も多いということをお聞きして驚いた。

◇他者の思いをなかなか想像できない子も多いので、ロールプレイをしてみることや、翻訳することで伝えてみようと思います。

◇学校現場においても、発達障害と思われる子どもたちは、目立つような行動をとったり、『何故?』と思うような言動をすることがあります。その子どもたちにとっての『今』の支援をするために、今日の青年、成人期の支援の仕方については、とても勉強になりました。

◇子どもの支援に携わっている時、ふと「子どもの将来」を考えたことがあった。今は幼く、教師とのスキンシップも多いが、このかかわり方は、青年ごろには異性からは嫌がられるだろうなと感じた。この公開講座で、大人になってからどう支援を受け、どのような困難が待っているのか、事前に知ることができ、シミュレーションすることができた。今後の支援や保護者への情報提供に役立てたい。

◇実際の相談事例をもとに、具体的に話していただき、大人になった時に何につまずくのか、どこで困るのかということが、とてもよくわかりました。また、その際の支援の方法についてもくわしくお話いただき、とても勉強になりました。大人になってからのつまずきをふまえ、早期支援に努めていくことの大切さを改めて感じました。

など、たくさんの感想が寄せられました。

講師

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