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「多田銀銅山遺跡」国史跡指定の答申について

「多田銀銅山遺跡」国史跡指定に答申される!

平成12年度から実施してきた「多田銀銅山遺跡」における銀山地区調査の結果、本遺跡が大変貴重な遺跡であることがわかりました。このことから、国に対して「多田銀銅山遺跡」の国史跡指定に係る意見具申をしました。
これを受けて、国は平成27年6月19日(金曜日)に文化審議会文化財分科会を開催しました。同分科会で審議の結果、「多田銀銅山遺跡」が「江戸から明治に至るまでの鉱山のあり方や産業技術史を考える上で重要」とその価値を認め、国(文部科学大臣)に答申されました。

 

町長のコメント

6月19日、国の文化審議会から文部科学大臣に対し、「多田銀銅山遺跡」を国の史跡に指定するよう答申がなされました。兵庫県の小さな町、猪名川町にある貴重な遺跡が全国的に周知されることは、この上ない喜びでございます。さらに、本年度、町制施行60周年を迎えた本町の記念すべき年にこのような機会に恵まれましたことは、重ねての喜びとなりました。これまでの指定に向けた取り組みの中でご指導・ご協力をいただきました文化庁、兵庫県、多田銀銅山遺跡調査委員会、銀山地区住民をはじめとする多くの関係者の皆さまに深く感謝申しあげます。今回の答申により、住民がこれまで以上に猪名川町の歴史を学び、素晴らしい歴史遺産を有する郷土に誇りをもって、魅力あるまちづくりへの推進に協働していただけるものと期待しております。
平成28年度末には新名神高速道路が開通する予定になっており「多田銀銅山遺跡」へのアクセスも一層便利になると思います。今後は、周囲の環境の変化も考慮した「多田銀銅山遺跡」の適切な保存継承や観光資源としての有効な活用を、国や兵庫県とも連携しつつ、地元の皆さまとともに進めてまいりたいと考えます。

銀山自治会長のコメント

私が生まれ育ったここ銀山が、日本の歴史上、非常に価値あるものとして国に評価されたことを誇りに思います。
銀山では高齢化と人口減少が続いていますが、国史跡指定に答申されたこの機会をもって、地域の今の環境を大きく変えることなく活性化につなげられたらと思います。
今後も調査は続くと思いますが、より良い成果が出ることを期待します。



 

指定する主な範囲

国史跡指定範囲

 

代官所跡

大鉱脈の発見をきっかけに設置されました。発掘調査では、役所建物など施設跡がみつかりました。

代官所跡2

 

瓢箪・台所間歩群

鉱脈に沿って露頭掘・ひ(※金へんに通)追掘・坑道掘とさまざまな種類の掘り跡がみつかりました。戦国時代~昭和時代まで継続して行われていたと考えられます(写真は瓢箪間歩)。

瓢箪間歩2

 

瀬戸谷間歩群

鉱脈に沿って標高が低いところから坑道掘・ひ(金へんに通)追掘・露頭掘跡がみつかりました。青木間歩はこの範囲に含まれます(写真は青木間歩)。

青木間歩2

 

金山彦神社

神社本殿は、銀山での銀銅の産出量が最高だった寛文4年(1664)に建立されました。銀山地区で唯一残る最盛期の建造物です。

金山彦神社境内災害復旧工事について

金山彦神社2

 

お願い!! 

今回答申された範囲には私有地が多く含まれています。私有地や立ち入り禁止の場所へ入ることはやめましょう。
悠久の館より北は道幅が狭いため、車の乗り入れはご遠慮ください。
車道を歩く際には、車道に広がらず右側通行でお願いします。

 

 

お問い合わせ

教育委員会 教育振興課 社会教育室
業務時間:午前8時45分~午後5時30分
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兵庫県川辺郡猪名川町上野字北畑11-1
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