現在の場所

第58話 馬頭観音と摂丹の峠道

更新日:2014年5月1日
 

柏原のウナギの森の横手に、摂津と丹波をつなぐ古道があります。
峠を越えれば、篠山市後川。往古はこの道を人々が行きかい、篠山から来た人は、さらに下った「長寿の滝」あたりで、のどをうるおし、休息したと伝えられています。
この峠道の入口に「左たんば 右やま」と書かれた、道標を兼ねた石像があります。煩悩を除き邪悪から守る馬頭観音だといわれています。
ここを通る旅人が、台石の前に石を積んで旅の安全を祈ったといわれますが、それも昔となりました。
機械化されるまでの農村では、農作業や物資の運搬などに牛を使い、家族同様に大切にしていました。
ここの馬頭観音には、村人たちが牛を連れてお参りし、大きく丈夫に育つように、病気にならないようにと祈ったといいます。
馬頭観音は人だけでなく動物たちも守る仏様で、現在では、島の大日堂の牛神像とともに、ペットを守ってくれる存在といえるでしょうか。(写真:柏原・馬頭観音)

《読み方》
馬頭観音=ばとうかんのん、摂丹の峠道=せったん の とうげみち、古道=こどう、後川=しつかわ、往古=おうこ、道標=どうひょう、煩悩=ぼんのう、台石=だいいし、大日堂=だいにちどう、牛神像=うしがみぞう
 

(写真)柏原・馬頭観音

お問い合わせ

教育委員会 教育振興課 社会教育室
業務時間:午前8時45分~午後5時30分
〒666-0292
兵庫県川辺郡猪名川町上野字北畑11-1
電話:072-767-2600
ファックス:072-766-8904
メールフォーム
いながわ歴史ウォーク

ライフステージで探す

  • 住宅・引越
  • 結婚・離婚
  • 就職・退職
  • 出産・育児
  • 入園・入学
  • 生涯学習
  • 高齢者・介護
  • おくやみ