購入から廃棄までの期間を通じて消火器を安全に取り扱うために、安全上の注意事項等についての表示が義務付けられました。
(画像提供 宮田工業株式会社)
新規格への変更に伴い、旧規格の消火器は型式失効となりました。特例として、旧規格消火器の設置猶予期間は改正後11年間で、2021年12月31日が最終期限となっており、旧規格消火器は2022年1月1日以降、消防法上消火器として認められません。法令により消火器設置義務のある防火対象物では、この期間内に新規格消火器に交換する必要があります。
製造年から10年経過した消火器、または外形の点検において本体容器に腐食等が認められたものについては、耐圧性能試験(水圧試験)の実施が必要となります。既に製造から10年を経過している消火器は、2014年3月31日までの間に抜き取り方式により耐圧性能試験(水圧試験)を実施します。
「消火器の内部および機能点検」は、従来、製造年から3年を経過したものより実施していましたが、蓄圧式の消火器に
ついては製造年から5年を経過したものに緩和されました。