用途地域は、市街化区域内において、建築物の用途の混在を防止し、地域一体として住居、商業、工業などの土地利用を適正に誘導し、良好な都市環境を確保しようとするものです。
猪名川町では、12種類ある用途地域のうち、6種類を定めています。また、地区により、用途地域よりもさらに小さい地区を単位として、優れた景観のまちづくりを誘導するため地区計画、建築協定、緑地協定が定められた地区もあります。
用途地域が指定されると、それぞれの目的に応じて、建てられる建築物の種類が決められます。
住宅地の中に工場やオフィスビルが建つなど、一つの地域に種類の異なる土地利用が混ざり合っていると、お互いに生活環境や業務の利便が悪くなります。
そこで、まち全体のなかで、その地域が果たす役割を考慮して用途地域を定め、それぞれに適切な土地利用のしかたの色ぬりをします。

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