1月19日(土曜日)午前6時から、猪名川町紫合地内で北野地区のとんど焼きが行われ、暗闇に大きな炎とともに火の粉が舞いあがりました。
北野地区では、これまで成人の日の朝6時にとんど焼きをしており、1月13日(日曜日)に近隣の竹やぶから竹を切りだして準備をしてきたが、1月14日(祝日)が雨天のため中止となり、19日(土曜日)に延期されました。
19日は好天に恵まれ、予定通り朝6時に、猪名川町消防団北野分団が高さ約15メートルのとんどに点火し、近隣地区からも持ち寄られた各家のお正月のしめ飾りや子供たちの書初めなどが燃やされました。
北野地区だけでなく近隣地区から集まった人たち約50人は、暗闇に舞いあがる火の粉を見上げながら、暖かい炎に無病息災を願いました。また、とんど焼きでできた熾火(おきび)で持参した鏡餅を焼いて家に持ち帰りました。
北野地区消防分団長の東尾さんは、「昔はもっと子どもがたくさんいたので、わいわいやっていました。今は子どもは減りましたが、とんどが縁で、他の自治会の人々とも交流を深めることができるようになりました。地域の交流を深める行事でもあるので、今後も続けていきたい。」と感想を語りました。