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現在の場所

田んぼデビューを待つアイガモ

(写真)箱から小屋に放されるアイガモ

 5月24日金曜日、『アイガモ米』の栽培に取り組んでいる町内の農家に、JA兵庫六甲猪名川営農支援センターからアイガモが届きました。

 この農家では、猪名川町でアイガモ農法が始まった平成12年から、アイガモ米を栽培しており、今年は40アールの水田にアイガモ55羽を放鳥する予定です。アイガモは外敵に食べられないよう、エサや水、温暖機を設置した小屋で飼育され、6月10日頃に田んぼにデビューする予定です。

(写真)水浴を楽しむアイガモ

(写真)エサを食べるアイガモ

 農家の人は「今日から1週間程はアイガモに砂糖水を与えて元気になるようにしています。アイガモを放す田を電柵や網で囲ったり、住む小屋を田に作ったり、これから準備が大変ですが、田に放す日が今から楽しみです。」と語りました。

 アイガモ米は、道の駅いながわ(電話072-767-8600)で購入することができます。

参考

猪名川営農支援センターアイガモ部会では、平成12年から『アイガモ米』の栽培に取り組んでいます。

これは、猪名川町の地域の特性を活かしながら、「新鮮・安全・安心・美味しい」農産物に対する消費者 ニーズに応えるため、「環境・健康」に優しい農業の取り組みを目的としているものです。

平成25年度の取組状況

栽培者数7人、栽培面積163.5アール、放鳥数275羽。

アイガモ導入の効果

  1. 除草効果
  2. 害虫防除効果
  3. 養分供給効果
  4. 稲に刺激を与える効果
  5. 化学肥料や除草剤の使用低減

導入方法

  1. 10アール当たり20羽程度が目安(前年、雑草発生の多少により羽数調整)
  2. 田植え時期に孵化(ふか)したヒナを、孵化後2週間程度飼育した後水田に放鳥する
  3. 水稲の出穂時期(7月下旬~8月上旬頃)に水田より引き揚げる(アイガモは稲の葉は食べませんが穂は食べるため引き上げ時期を遅れないようにする)

お問い合わせ

企画総務部 企画政策課 広報戦略室
業務時間:午前8時45分~午後5時30分
〒666-0292
兵庫県川辺郡猪名川町上野字北畑11-1
電話:072-766-8707
ファックス:072-766-8902
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