7月31日(水曜日)午後2時30分から、猪名川町議会議場において「平成25年度猪名川町子ども議会」を開会しました。 猪名川町では、まちづくりについての意見を広く聞き、町政に反映させながら「住み良いまち、いつまでも暮らし続けたいまち」の実現をめざすため、小・中学生が猪名川町に対する思いや意見を聞く機会として、「子ども議会」を開催しています。
今年度で16回目となる子ども議会ですが、当日は、町内に9校(小学校6・中学校3)ある各小学校6年生(つつじが丘小学校は5年生)と各中学校3年生から、1校あたり2名(中谷中学校からは議長を含め3名)の合計19名の「子ども議会議員」が一般質問(2人で1質問、議長は質問しない) を行い、町長、副町長、教育長をはじめ各担当部長が答弁しました。
中谷中学校の福井雄麻くん(3年生)が議長となって議事を進行し、対面方式により本番の町議会さながらに行われる中で、子ども議員は壇上に立ち、日々の生活の中で感じていた疑問や思いを次々に元気に質問するなど、充実した子ども議会となりました。質問内容・答弁者等は、次のファイルをご覧ください。
開会冒頭、福井議長は「今日この議会は、とても貴重な場です。普段、なかなかわたしたち子どもの声を、生で聞いていただける機会はありません。それ故に、この議場で福田町長をはじめ、副町長、教育長の皆様方や、多くの方々にそれぞれの声を届けられることへ感謝しましょう。また、互いの質問や答弁をしっかり聞き、また各校へ持ち帰ってください。この「子ども議会」を通して、猪名川町に住む、子どもから高齢者の方々までの多くの方々が、より住みやすい町となるように願っています。」とあいさつしました。
松尾台小学校代表の辻議員と竹内議員からは、自分たちが今年の3月まで通い、同3月末をもって閉校した「阿古谷小学校の今後の使い方」について、福田町長に「今後阿古谷小学校をどんなふうに活用しようと考えているのか、町長のお考えを知りたい。そして、阿古谷の人たちに伝えて、みんなを安心させてあげたい。」などと質問をしました。
福田町長は、「町では、阿古谷小学校が将来どのようにあるべきなのか、またどのような使い方をすれば地域の皆さんに喜んでもらえるのかなどについて、現在、阿古谷地域の皆さんと一緒になって話し合いをこれから始めようとしています。今後の阿古谷小学校の跡地利用につきましては、地元の皆さんの意見を聞きながら、役場の全ての課において広く検討を進めており、課題や提案などをこれから整理していきたいと考えています。これからも地域の皆さんと一緒になって考えていきたいと思っていますので、皆さんもお家で家族の皆さんと色んなアイデアについて話し合ってみてください。」などと答弁しました。
子ども議会の傍聴者は35人あり、議場の本番と同様な雰囲気の中で、子どもたちの質問や執行者の答弁の様子を熱心に傍聴されました。
平成25年度猪名川町子ども議会質問内容等について(PDF:57.7KB)
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