兵庫県下には約4万4千カ所のため池があり、全国の5分の1を占め、その数は全国一です。
ため池クリーンキャンペーンは、美しいため池を守り育てるための運動です。
“ため池”は、貴重な農業用水源として地域の農業を支えてきただけでなく、防災や水源確保など公益的機能も担ってきました。近年では、地域の水辺や動植物のすみかとしての期待も高まりつつあります。
草刈りや清掃など“ため池”管理は、地元の農家の人たちが行っています。しかし、周辺の都市化や農家の人たちの高齢化で十分な管理ができなくなってきています。
そして、汚れた排水の流入やゴミのポイ捨てで“ため池”はその美しい姿を失いつつあります。
でも、みんなで注意すれば“ため池”はその美しい姿を守っていくことができます。
農業用水だけでなく、かけがえのない地域の水辺や貴重な生き物たちのすみかでもある“ため池”。それらを大切に守っていくためには、ため池管理者や一般住民のため池に対する理解とため池の環境を守ろうとする自主的な行動が重要となります。
ため池生き活きキャンペーン~いながわ2005【上野農会】
こどものための農業教室(農林水産省 子どものためのコーナー)