令和4年11月14日、本町は流通科学大学（藤井 啓吾 学長）と包括連携協定を締結しました。この協定により地域課題の解決や学生の若い力を活かした、さらなるまちの活性化に取り組むことで、「持続可能なまちづくり」を目指します。
 

≪活力ある地域づくり≫

本町は地域の活性化に取り組む中で、特に課題とされている観光業、商工業等の発展や経済の循環などを目指し、令和3年度末に第二次猪名川町観光振興基本計画を策定しました。
当該協定は、その計画の取り組みの一つであり、同大学の専門的な知見や、様々な研究を積み上げておられる各学部の教授、また、学びへの意欲が積極的かつ柔軟な学生たちなど、外部からの客観的な意見を取り入れた調査・研究・実行を期待するものです。
流通科学大学は、商学をはじめ、観光学、人間社会学、経済学等の教育研究を行っており、学生が企業・地域・自治体が抱える課題解決に取り組む社会共創プログラムを実践されていることから、両者の理念と実績の両面から今回の協定締結に至りました。
この協定は、包括的な連携のもと、観光振興や地域経済の活性化、地域づくり、教育・文化の振興、人材育成、福祉の増進等の分野で相互に協力し、活力ある地域づくりと大学の活性化に寄与することを目指しています。

≪町を研究フィールドに≫

町は、流通科学大学が保有する様々な専門的な視点での研究フィールドとして本町を活用いただき、地域の課題解決につなげることで、総合的な住みよいまちづくりの推進を目指します。また、志の高い学生が地域に関わることは、地域の活力向上につながることを期待しています。