9月14日(金曜日)16時30分から、猪名川町水道庁舎2階委員会室で平成24年度猪名川町中学生国際交流推進事業 姉妹都市派遣団 帰国報告会を開催しました。
派遣団11名(中学2年生9名、引率教員2名)は8月14日から8月24日までの間、猪名川町の姉妹都市であるオーストラリア・ビクトリア州・バララット市で、ホームステイや学校等の訪問を通じて現地の方々と友好親善を深めてきました。
帰国報告会では、福田町長、辰巳教育長や山田猪名川町国際交流協会会長からねぎらいの言葉を受けました。
派遣生は、「ホストファミリーの気遣いがとても嬉しかった。本当の兄弟のように感じることができ、第2の家族ができた。」「ホームステイ1日目は、言葉を聞きとることや伝えることのむずかしさを感じたが、日を追うごとに心をこめて伝えると、通じ合うことが実感できた。」「派遣を通して、積極的に人とかかわることや周りの人と協調すること等、自分で新たな気付きがあり、成長することができた。」「派遣を通して、家族やいろいろな人に支えられていることがわかった。周りの人に感謝している。」等、一人一人が体験し学び、感じたことを堂々と報告しました。
また、派遣団長の大島小学校 西羅彰夫校長 からは、「オーストラリアの社会では、自己判断・自己責任という考え方を大事にしている。家族の結束を大切にし、親は子どもが自立できるよう育てている。」等、オーストラリアの子育て観についての話がありました。また、「派遣生は、チャレンジ精神旺盛であり、一人一人の力を発揮し、派遣団としての活動を立派にやり遂げることができた。」「訪問の先々でオーストラリアの人々の温かい歓迎を受けた。」等、派遣団の活躍を振り返り、報告がありました。
中谷中学校 福田俊二郎 教諭からは、「言葉や文化風習の大きな違いがあるが、誠意をもってかかわることの大事さを派遣生たちは学ぶことができた。」「派遣生たちはとてもたくましく、10日間の行程を無事に終えることができた。」と、今年度の派遣生の頑張りについて話がありました。
派遣団は、これから行われる2回の事後研修会で、姉妹都市派遣のまとめとして、「体験報告集」の作成に取り組みます。