9月10日（火曜日）午後4時30分から、猪名川町水道庁舎2階委員会室で平成25年度猪名川町中学生国際交流推進事業 （姉妹都市派遣）の 帰国報告会を開催しました。今年は、姉妹都市提携25周年、姉妹都市派遣団第20回目という記念すべき年でした。

派遣団11名（中学2年生9名、引率教職員2名）は8月12日から8月22日までの間、猪名川町の姉妹都市であるオーストラリア・ビクトリア州・バララット市で、ホームステイや学校等の訪問を通じて現地の方々と友好親善を深めてきました。

帰国報告会では、福田町長、辰巳教育長や猪名川町国際交流協会 山田会長からねぎらいの言葉を受けました。

派遣生は、「ソブリンヒルやアボリジニ文化センターの訪問で、バララットで起こった戦争や文化について話を聞き、初めて知ることができた」「バララット市の人々の挨拶を大切にする心を肌で感じることができた」「ホームステイをとおして、家族として大切にしてもらって、とても嬉しかった」と一人一人が体験して学び、感じた事や感謝の気持ちを語りました。 また、「英語をもっと勉強したい！」「誰に対しても笑顔で挨拶をする」等、今後の生活においての目標も見出すことができたようでした。

中谷中学校 大野秀子 教諭からは、「バララット市では、日本語教育が熱心に取り組まれている。子どもが日本語を話したいと積極的にアピールする姿勢があった。また、周りの子どもが支え合う姿があり、日本の教育との共通点や学びたい点があった」と学校訪問を通して感じたことについての報告がありました。

派遣団長の学校教育課 石上勝久 参事からは、「4校の学校を訪問し、沖縄の伝統芸能である『エイサー』や『ももたろう』の紙芝居、英語や日本語の歌を披露し、交流を深めることができた」「派遣生は一人一人の力を発揮し、派遣団としての活動を立派にやり遂げることができた」「訪問の先々でオーストラリアの人々の温かい歓迎を受けた」等、派遣団の活躍を振り返り、報告がありました。

派遣団は、これから行われる2回の事後研修会で、姉妹都市派遣のまとめとして、「体験報告集」の作成に取り組みます。