満開の桜につつまれ、今年も305人の新1年生が小学校に入学しました。町域の「学校」の歴史は古く、誕生は131年前にさかのぼります。
明治6年、阿古谷・北田(北田原)・上原(原)・広根・木津・大島・柏原の7つの小学校と、杤原・木間生・林田・笹尾連合の杤原小学校が生まれました。いずれも前年8月に公布された学制により実施されたもので、多くは寺子屋を学校に改め、維持費や新築費は地元負担で開校し、授業料も決して安くはありませんでした。
その後、北田小から分離し明九小(槻並・万善)が開校、最後まで寺子屋のあった紫合にも小学校ができましたが、国の方針につれて、各校とも校名変更、合併、廃校などの変遷を余儀なくされました。
現在は様々な歴史を経て、大島、楊津、阿古谷、猪名川の各校と、昭和53年開校の松尾台、平成5年の白金、平成10年のつつじが丘各校の7小学校が、子ども達の明日を育てる学びの場となっています。(写真:阿古谷小学校の入学式)