案件名 | 猪名川町下水道事業経営戦略の改定のパブリックコメントについて |
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担当課 | 上下水道課 |
提出者数 | 1人 |
意見件数 | 4件 |
27年間、下水道使用料を維持。基金を取り崩し赤字補てん。
下水道事業は、下水道使用料収入で運営経費を賄う(独立採算制)のが原則となっています。猪名川町の下水道使用料は、1996(平成8年)年4月に値上げして以来27年間、近隣市との使用料格差を抑えるため、政策的に下水道使用料を抑制し、基金を取り崩して赤字を補てんしてきました。
2018(平成30)年度に策定した「経営戦略」において、2020(令和2)年3月に10%の値上げが必要としておりましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受け、使用料改定を見送ってきました。
基金が枯渇。安全で快適な暮らしの維持に、下水道使用料の値上げが必要。
人口減少も進み、使用料収入が減る一方で、その後の世界情勢の変化から、処理場等に不可欠である電気代の高騰等による猪名川流域下水道原田終末処理場の負担金の上昇や下水道管等の設備更新費用などがかさみ、経営状況が非常に厳しくなっています。さらに、下水道基金も水道基金よりも早期に枯渇することが懸念されており、経営基盤の強化は待ったなしの状況となっています。
このため、原則通り汚水処理費(処理原価)を、下水道使用料収入(供給単価)で賄うために、2025(令和7)年9月に20%の値上げを行う計画としています。
猪名川町では、大阪府、兵庫県の6市2町にまたがる猪名川流域下水道事業に参加し、広域的かつ効率的な下水の排除、処理を行っていますので、直営で実施するより施設の建設・維持管理コストの軽減が図られています。
今後もさらなる経営の効率化や経費の節減等、一層の経営努力を行ってまいりますが、増え続ける老朽管など適切な施設更新を図り、安全で快適な暮らしを維持していくために、下水道事業の具体的な取組みを計画策定するものです。
猪名川町下水道事業経営戦略(概要版)(案)(PDF:1.6MB)
パブリックコメント意見書(猪名川町下水道事業経営戦略)(WORD:14.1KB)
募集は終了しました。
・町内に住所を有する者
・町内に事務所又は事業所を有する個人又は法人その他の団体
・町に存する事務所又は事業所に勤務する者
・町に存する学校に在学する者
・町ホームページ・上下水道課窓口・日生連絡所・ふらっと六瀬・図書館
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