平成10年度から始まったこの教室では、調理初心者の方でも安心して参加できるように、包丁の使い方や野菜の切り方など、料理の基本から学んでいただきます。
さらに、生活習慣病を引き起こす原因は日々の食習慣によるところが大きいことから、単においしい料理を作るのではなく、「薄味」「低カロリー」 「野菜たっぷり」 など、健康づくりにつながる献立を取り入れています。
教室への参加をきっかけに、正しい食生活の実践力をつけ、ご自身やご家族の健康づくりに取り組んでいただくことを狙いとしています。
参加者は、谷講師の細やかな説明や指導に真剣な眼差しで、食生活改善グループの猪名川町いずみ会のサポートを受けながら、みんなで和気あいあいと楽しく料理を作り上げました。
2日目の献立
(さばの味噌煮、たことワカメとキュウリの酢の物、にんじん入りきんぴら)
町は、毎月17日を猪名川町の「いな(17)」と稲作の「いな(17)」、そして町マスコットキャラクターいなぼうの「いな(17)」にちなんで「いなの日」としています。その日は、食の大切さを考えるためにも、みんなでおいしいご飯を食べる習慣を推進しています。
今回の料理教室では、そのおいしいご飯を土鍋で炊けるようにとレシピに取り入れましたが、「美味しかったので、家でも土鍋を買って炊いています。」「おこげが好きなんだよ。」などの嬉しい声がありました。
できあがった料理を囲みながら、思い想いの感想に話がはずみました。