本文へ

現在の場所

セアカゴケグモについて

セアカゴケグモに気をつけてください

 セアカゴケグモは、平成20年8月に猪名川町内で初めて発見されました。また、平成21年1月に猪名川町ふれあい公園(通称:総合公園・猪名川町白金1丁目地内)でも発見されております。

 なお、セアカゴケグモは住宅地内でも発見されておりますが、攻撃性のない、おとなしいクモなので過度に恐れる必要はありませんが、素手でさわらないように注意しましょう。

セアカゴケグモの概要

形態

  • 雌(めす)

成体の雌は体長(脚を含まない。)が約1センチ、形態的には、脚が長く、腹部が球形で大きい。
光沢のある黒色又は暗褐色を基調とし、腹部の背面に赤色の "砂時計"様、又は"鼓(つづみ)"様の模様がある。

※毒をもっているのは雌(めす)だけです。

(写真)クモ

・雄(おす)

成体の雄は体長が約3~5ミリメートル、腹部は白色を基調として2本の黒い縦縞がある。

生態

熱帯地方を中心に分布するクモで、毒を持っています。
平成7年(1995年)に大阪府内で初めて発見され、その後、全国各地で見つかっています。

生息場所

巣を作り、繁殖するために、日当たりがよく暖かい場所、昆虫などのエサが豊富な場所、適当な隙間がある場所、を好みます。
暖かい時期に活動し、寒いときはじっとしています。

生息場所の例

・側溝の内部や、網蓋のすき間
・フェンスの基部やすき間
・花壇などのブロックの内部や水抜き管の内部
・墓石のすき間
・自動販売機や室外機などの機器と壁のすき間(人工的熱源の周り)

習性

・基本的におとなしく、攻撃的ではありません。
・脅かされると死んだふりをして動かなくなることがあります。ただし、素手でさわったり、捕まえたりしようとすると、咬まれることがあります。

セアカゴケグモに咬まれないために

・セアカゴケグモを見つけても、素手で触ったり、捕まえたりしないでください。
・外での作業や溝の掃除をする場合は、軍手などの手袋を使用しましょう。
・クモが生息しそうな場所は、こまめに清掃を行うなどして、クモが住みにくい環境を作りましょう。

咬まれた時は・・・

咬まれた時は、針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた場所が腫れたり、熱く感じたりします。
症状のピークは3~4時間で、数時間から数日で軽快しますが、時に脱力感、筋肉痛、頭痛などの全身症状が現れることがありますので、病院で治療を受けることが必要です。
症状には個人差があります。特に子どもや高齢者には注意しましょう。

(咬まれたクモを殺して病院へ持参すれば、より適切な治療につながります)

セアカゴケグモは、毒をもっていますが、咬まれても死亡するということはありません。

駆除方法

・駆除の際は、手袋等を着用してください。(絶対に素手で触らないようにしましょう
・市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系など)を噴霧する、踏みつぶす、バーナー等で焼却することにより、容易に退治することができます。
・卵のう(卵の入った袋)は殺虫剤が効きにくいことが多いため、ビニール袋などに入れて密封した後、足で踏みつぶしてください。(そのまま踏みつぶすと、子グモが散らばる恐れがあります)

セアカゴケグモを見つけたら

セアカゴケグモを見つけても町へ報告いただく必要はありませんが、駆除方法や不明な点がありましたら、農業環境課までご相談ください。

猪名川町役場 農業環境課 環境衛生担当
電話番号 072-766-8709

お問い合わせ

地域振興部 農業環境課
業務時間:午前8時45分~午後5時30分
〒666-0292
兵庫県川辺郡猪名川町上野字北畑11-1
電話:072-766-8709
ファックス:072-766-7725
メールフォーム
環境