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現在の場所

「陶芸工房」のある家で、夢をかなえたい!(木津東山 眞田さん)

大好きな陶芸を通じて、地域の元気をつなげたい!

眞田さん一家

ろくろを回す 窯入れ

愛知県から猪名川町に越してきて、1年4か月の眞田さん一家。

陶芸がご縁で知り合ったご夫婦のお宅の敷地内には、大好きな陶芸のろくろを回すための部屋があります。

夫の武司さんは、バイクで25分ほどのところに通勤し、趣味の陶芸を楽しみます。

妻の文子さんは、将来自分の作品を販売できるようになることを夢見ながら、時間を見つけてはろくろをまわし、作品を作ります。

 

猪名川町はどんなまち?

家の庭や裏山で、いろいろな鳥がほぼ1年中鳴いています。庭の木の実を食べに来た何十匹もの鳥が、一斉に羽ばたいていったり、庭にはカナヘビもいます。「イノシシに気を付けって帰っておいでよ~」なんて言っている日々も面白く、自然に囲まれていることを、当たり前に感じながら、子どもたちが成長できるまちです。

子どもを連れて移住してくる人たちをすごく歓迎してくれて、大切にしてくれる温かい人が多いと感じます。

藤棚

キッチン リビング

 

猪名川町に決めたきっかけは?

10年近く、愛知県周辺で物件を探し続けていたんですが、ご縁がなくて。その後、考え方を変えて宝塚の実家近くで探し始めたら、2軒しかみていないのですが、自然が豊かで、通勤にもちょうど良い距離。何よりも、ろくろのある工房のスペースがあるこの家が気に入って即決しました。陶芸窯のあるふるさと館が近かったことも魅力でした。

都会だと、車に乗って公園に行かなければならないけど、すぐ近くに山や公園があるし、木造の小学校の校長先生が「いつでもwelcomeですから!」と言ってくださったのにもほっとしてここに決めました。

 

住んでみて感じることは?

ここに越してきたことは、私たち家族の転機だったと思います

今、私たちの周りには、刺激をくれ、影響を受ける友達がたくさんいます。いろんなパワーをもらえて、ここでならいろんなことを頑張れそうな気がしています。

とくに、木津東山地区に住んでいる人たちは、いろんな趣味や才能をお持ちの方も多く、自然のことや作ることなど、いろんなことに興味のある人たちが集まっています。

みんな思いを持って生活しているから、お互いに感じ合い、分かり合えている気がして、とても嬉しいんです。

住むところ・周りにいる人の環境などで人とのつながり方って変わるんやな…と、感じます。

ここへ来るまで、ストレスを感じていた訳ではないのですが、ここには今まで感じなかった心地よさや解放感があります。

地域のみなさんは、温かく迎えてくれてずっと住んでいる所みたいな感覚があります。

子どもたちは、自然の中ならではのおもしろい経験をたくさんしながら成長し、子どもたち自身の個性につながっていけばいいなって思います。

陶芸や以前習っていたわらべうたなど、自分にできることでみなさんとつながり、喜んでいただけることで、元気になってもらえたらなと。

そしてそれが少しでも地域活性化のお役に立てればいいな…って。ここにきて、そんなことも感じるようになりました。

 

これからも、素敵な生活を

毎日の充実した生活や夢を語る文子さんの瞳は、とてもキラキラしていました。

家族そろって土を触る様子は、とてもほほえましく、自然の中で素直にのびのびと育っていくお子さんたちの成長も楽しみですね!

作業中