天蓮社相誉上人(てんれんしゃそうよしょうにん)によって開山されましたが、火災にあって記録類が焼けてしまい詳細は不明です。元禄年間(1688~1703)は転入寺と表記されていたようです。
ここの木喰仏は自刻像など3体ですが、木喰明満上人は自刻像をまん中にして、阿弥陀如来の脇侍である「得大勢至大菩薩(とくだいせいしだいぼさつ)」と「聖観世音大菩薩(しょうかんぜおんだいぼさつ)」を造物し、阿弥陀三尊像を再現しようとしたと言われています。
観音・勢至像の2体は1本の松ノ木を縦割りにしてから彫ってあるので背中合わせにするとピッタリとくっつきます。
また、自刻像には墨が塗られていますが、これは寺子屋の子どもたちが塗ったといわれています。
1.拝観については1日以上前に予約をお願いします。予約なしの当日拝観はできません。
天乳寺電話 072-768-0434
2.拝観料は無料です。
3.猪名川町観光ボランティアガイドによる案内を行っております。ぜひご利用ください。
詳しくは観光ボランティアガイドのページをご確認ください。
4.木喰仏は兵庫県指定文化財です。拝観時は、仏像に傷などをつけないようご注意ください。
阪急バス、ふれあいバス:川床口下車 北東へ徒歩5分
猪名川町所在の木喰仏(26体)は、兵庫県指定文化財となっております。
お車でのお越しの場合は、道の駅いながわをご利用ください。
天乳寺
電話 072-768-0434