ごみ出しは『中身の見える袋(無色透明又は白色半透明)』で
1.ご協力ください
袋の中には何が入っているか、ごみ収集作業員が確認しやすいよう、ごみ出しに袋を使うときは「無色透明か白色半透明」のごみ袋を使ってください。
2.なぜそんなことをするのですか?
◎作業員のケガ、収集車や処理工場での事故・火災などの発生防止
現在、猪名川町のごみ出しでは「容器包装プラスチック」など一部を除きごみ袋の色は指定していません。そのため「黒色のごみ袋」を使われる家庭が多く、中にはお米の袋や肥料袋、ダンボール箱などに入れてごみを出される例も見られます。
このような出し方をされると、中身を確認することができず、分別誤りや危険物(刃物など鋭利な物や発火危険性のある物)が混ざっていても、確認し取り除くことができません。
危険物が混入していることで、作業中の作業員がケガをしたり、ごみ収集車や処理工場での事故や火災につながる恐れがあり、そう言ったことが起こると、各地域でのごみ収集や処理工場でのごみ処理に支障をきたし、普段通りごみを処理することができず、さらには住民の皆さんの生活に影響を及ぼしかねません。
そう言ったことを防ぐのが一つ目の目的です。
◎「分別」を徹底し「ごみの減量化と再資源化」を進める
袋の中が見えないと人目を気にせず捨てることができます。本当はもう少し分別できるのに、”面倒くさい”とか”急いでいるから”などと言って、適当に捨ててしまうことはありませんか?
また、まだもう少し使える再使用可能な物を、”自分にはもういらない”からと、安易に捨てることができてしまいます。(猪名川町は、”リユース”も推進しています。)
このように、袋の中を見られずにごみ出しできる状況は、「分別意識の低下」や、「ごみ減量化の妨げ」になっているとも考えられます。
分別の意識を高め「ごみの減量化と再資源化」をさらに進めていくことが、二つ目の目的です。
◎ご理解とご協力を!!
今回の取り組みは、作業員の安全確保を図り、ごみ収集や処理業務を安定的に行うことや、ごみ分別の意識向上によりさらなる「ごみ減量化と再資源化」を図ること、それによってごみ処理経費の削減につなげることなどを目的としています。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
(阪神間及び豊能郡の市町では、”市指定ごみ袋”か市販品でも”無色透明などの色指定”をされており、いまだに黒色ごみ袋でも可としているのは猪名川町だけとなっています。)

令和4年4月6日(水曜日)不燃ごみ収集中に火災が発生し、消防署で消火を要請した時の様子
3.いつからですか?
◎令和8年4月1日(水曜日)~完全実施
この日以降は「黒色ごみ袋」などの中身が簡単に確認できないものに入れて出されたごみは回収いたしません。
【ダメなものの例】
・お米の袋、肥料袋、ダンボール箱、洋服やスポーツ用品などを買ったときのお店のショッピングバックのように、その中身が見えない袋など。
◎早めに切り替えを!!
この取り組みはすでに始まっています。
次にごみ袋を買うときは、「無色透明」か「白色半透明」の袋を選んでください。
令和7年度中は移行期間です。できるだけ早く変更してください。
令和7年5月28日(水曜日)不燃ごみの日のごみステーションの様子。黒色ごみ袋のほか、お米の袋(右側)に入れてごみが出されています。
4.対象となるごみの種類は?
「燃えるごみ」など、ごみ出しに袋を使うときは全てです。(従来の「容器包装プラスチック」を出すときと同じです。)
【例】
・「燃えるごみ(生ごみや紙くずなど)」を捨てるとき
・「資源物」で古着などをまとめて捨てるとき
・「不燃ごみ」や「有害ごみ」で細かなものをまとめて捨てるとき など
【注意】
・びん、缶、ペットボトルなどはこれまでどおり袋を使いません。
・ただし、松尾台、伏見台で「新ゴミ出しルール」でごみ出しされており、「ビン・缶の袋出し」を選択されているごみステーションの方は、この記事の通りごみ袋は「無色透明か白色半透明」の袋を使ってください。
5.ごみ袋は「色・大きさ・厚み」で選ぶ
ごみ袋を買うときは、次のことに気を付けて選んでください。
◎色:無色透明または白色半透明
◎大きさ:45リットル以内
◎厚み:0.025~0.03mm程度(※)
これ以上の大きさの袋や、厚みが薄い袋に入れてごみを出されると、車に積み込むために持ち上げるのがとても大変になったり、持った途端に重みで袋が破れると言ったことが起こります。
袋が破れるとごみが散乱し、掃除をしなければなりません。そう言ったことが続くと収集作業が遅れ、皆さんにご迷惑をお掛けすることになってしまいます。
※容器包装プラスチックなど、軽いものを入れるときはもう少し薄いものでも構いません。破れにくいものをお使いください。
【参考:ごみ袋の価格について】
町内の小売店でごみ袋の価格を見ると、色の違いで価格に大きな差はなく、容量が大きく、厚さが厚いものの方が、小さいもの、薄いものより価格が高いようです。
購入時に比較してみてください。
6.カラスなどの鳥獣対策と個人情報対策
◎鳥獣対策
・生ごみはしっかりと「水切り」をしてから出す。
・エコバックなどのごみ収納容器のフタをきちんと閉める。
◎個人情報対策
・ハサミなどで裁断してから捨てる。
・家庭用のシュレッダーを使い裁断する。
・最低限の量を、中身が見えない小袋に入れて、他のものと一緒に「無色透明か白色半透明」の袋に入れて出されても構いません。
更新日:2025年06月02日