令和8年9月 町長のつぶやき

更新日:2026年09月24日

9月24日

甲南大イナCUBE、町をフィールドに挑戦

甲南大学マネジメント創造学部「イナCUBE」の皆さんが猪名川町を表敬訪問してくださいました。メンバーは8人で、そのうち1人は猪名川町の出身。今回は3名が来庁され、町をフィールドにした活動への思いを伺いました。

学生の皆さんは、地域と協働しながら「こどもが主役のまちづくり」を進めたいとのこと。現在は町内を巡りながら顔合わせを重ねておられ、「キッザニア甲子園のような職業体験の仕組みをつくりたい」と力強い目標を語ってくれました。今後は、猪名川町に 定期的に来て活動を続けていく予定 とのことで、継続的な地域協働が楽しみです。

お好み焼き屋さんでアルバイトをしている学生さんもおられ、ひっくり返しがとても上手とのこと。そこで、「こどもたちにお好み焼きづくりを教える体験プログラムもできそうですね」とお話ししました。生地の扱い方、焼き方、仕上げの工夫など、地域には学びの素材がたくさんあります。

町内案内では、大野山のプラネタリウム、ゆるり庵近くの梵字板碑や町最古の石造物である水盤(風呂)、静思館、そして木喰仏の話もさせていただきました。猪名川町には、若い皆さんの創造力を刺激する歴史・文化・自然が豊かにあります。

イナCUBEの皆さんの挑戦が、地域と大学がともに育てる新しいまちづくりにつながることを期待しています。またぜひ、成果や中間報告を携えて猪名川町へお越しください。

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9月23日

手話がつなぐ思い──手話言語の国際デー/いながわ元気】

きょうは「手話言語の国際デー」です。猪名川町ではこの日に合わせ、手話言語条例の啓発イベントとして、ドキュメンタリー映画 『ホワイトハンドコーラスNIPPON ~Freude! よろこびのうた~』の上映会を日生公民館で開催しました。

手話と音楽で世界に挑む子どもたちの姿は、まさに“ことばの壁を越える力”そのもの。映像の中で「手歌」と呼ばれていた表現は、子どもたちの表情や手の動きがそのまま「伝えたい」という思いの形になっており、会場には静かな感動が広がりました。

ホワイトハンドコーラスで使われる白い手袋は、手話による「手歌」を際立たせるための視覚表現の道具で、いわば“もう一つの楽器”のような役割を果たしています。手の動きが光を受けて浮かび上がり、言葉を持たない音楽のメッセージをより鮮やかに伝えていました。

また町内3か所の「いなぼう像」には、9月11日から24日まで啓発のたすきを掛けています。まちの中でふと手話を思い出すきっかけとなり、互いの思いを尊重し合う文化が広がることを願っています。

さらに日没後には、国際デーのイメージカラーである青色のライトアップを日生中央駅前アーケードで実施しました。青い光には「世界平和」の願いが込められており、駅前に広がる静かな青が、行き交う皆さんの心をそっと照らしていました。

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9月19日

防火防災救急フェア2026 ― 楽しみながら“備え”を学ぶ一日/いながわ元気】

猪名川町防火協会主催の「防火防災救急フェア2026」が、町文化体育館で開催され、朝のうちに覘きました。子どもから大人まで“楽しみながら防災を学ぶ”ことを目的とした体験型の催しで、会場は早い時間から活気に満ちていました。

ミニ消防車「いなしょうさん」の乗車体験には親子連れの長い列。消防・警察・自衛隊・阪急バスの車両展示、ダイハツ日生中央店によるBEV車「e-ハイゼット」を活用した災害時の取り組み紹介、子ども向けゲームなど、体験を通じて防災を身近に感じられる企画が並びました。救急ブースでは心肺蘇生法やAED講習が行われ、真剣に学ぶ参加者の姿が印象的でした。

ロビーでは防災士の会による防災グッズ展示や〇×クイズがあり、「全員避難は災害レベル4」という設問に×と誤回答。警戒レベル4は危険区域に発令される避難指示で、当該危険区域内(洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域など)の住民が対象であり、町全域の全員が避難するものではありません。やや言葉足らずの設問に感じました。

屋外では箕面自由学園高等学校チアリーダー部「GOLDEN BEARS」が力強い演技を披露し、消防本部のマスコット「イナショー45炎」もリフトアップされ、会場の雰囲気をさらに盛り上げてくれました。楽しさの中に確かな学びがある、地域の安全を支える大切な取り組みです。午後2時からは、いながわ吹奏楽部のコンサートが開催されました。

9月15日

百歳を迎えられる皆さまへ、心からのお祝いを

猪名川町では、毎年「老人の日」に、百歳を迎えられる方へ町からお祝い状と敬老祝い金(別途本人口座へ振り込み)を贈呈しています。長寿を心からお祝いするとともに、これまで社会を支えてこられたご功績に感謝し、高齢者福祉への理解を深めていただくことを目的としています。

対象となるのは、今年度中に百歳に到達する、または到達見込みで、「老人の日」にご存命の方です。令和8年9月1日現在の対象者は15名(男性4名・女性11名)です。猪名川町の豊かな自然と、地域の温かいつながりが、長寿を支えていることを改めて感じます。

本町は、健診受診率が高く、健康づくり活動がとても活発な町です。日頃から多くの町民の皆様が健診や健康イベントに参加されており、こうした取り組みが長寿につながっていると実感しています。健康を守る行動が自然に根付いていることは、猪名川町の大きな強みです。

なお、「敬老の日」と「老人の日」は目的が異なります。 敬老の日(9月第3月曜日) は国民の祝日で、家族や地域で高齢者に感謝を示す日として広く定着しています。 一方、老人の日(9月15日) は老人福祉法に基づく記念日で、高齢者福祉への関心と理解を深める日です。9月15日~21日は「老人週間」とされ、全国で福祉啓発活動が行われます。これからも、町民の皆様が安心して暮らし続けられる地域づくりを進めてまいります。

9月14日

起債許可団体移行を受けた県の説明

阪神北県民局宝塚総合庁舎で、管内自治体の首長が集まり、守本副知事をはじめ県幹部から「県公債費負担適正化計画」について説明を受け、意見交換を行いました。

兵庫県は、財政の悪化により新たな県債の発行に国の許可が必要な「起債許可団体」に移行したことから、8月27日に斎藤知事が総務省へ計画を提出しています。

説明では、令和7年度の実質公債費比率(3カ年平均)が19.2%となり、基準の18%を上回った理由として、県債管理基金の積立不足や阪神・淡路大震災後の基金運用の見直しなどが示されました。

計画は2段階で進められ、第1段階では財政破綻の恐れがある「早期健全化団体」への転落基準25%を確実に下回ることを目指し、令和9年度以降の公共投資を最低10%削減するとされています。第2段階では、令和10年度以降、投資抑制に加え基金の積み戻しを行い、起債許可団体からの脱却を図る方針です。

私は、財政再建の必要性は理解しつつも、公共投資10%削減を数字だけで進めるのではなく、何を守り、何を見直すのかを明確に示すべきと意見を述べました。道路・橋・河川などのインフラは、将来への投資であると同時に、今を生きる住民の命と暮らしを守る基盤であることを強調しました。

9月8日

1. 兄弟で全国へ! 猪名川から挑む若きボクサーの快挙

2026年度JCL西軍代表決定戦が、8月23日に神戸ANNEX of HARBORで行われました。この大会で見事勝利し、西軍代表となった 榮秀吉・信秀兄弟(森岡ジム) が、町役場を表敬訪問してくれました。大会の成果をご報告いただき、兄弟そろって全国大会への切符を手にした力強い姿に、心からの敬意を表しました。

兄の榮秀吉選手(猪名高2年) は、U18男子S.フェザー級に出場し、西軍代表決定戦で 1ラウンド1分31秒のKO勝ち。弟の信秀選手(猪名中3年)は、U15男子47.5kg級に出場し、こちらも2ラウンド49秒のKO勝ちと圧巻の内容で勝利を収めています。兄弟そろって全国の舞台に立つという快挙は、町としても大きな誇りです。

訪問時には、両選手がグローブをはめ、森岡会長を相手にスパーリングの一部を披露してくれました。鋭いステップ、力強いパンチ、集中した眼差し。若い世代がここまで高いレベルで挑戦していることに、頼もしさを感じました。猪名川高校に5人、川西北陵高校にも2人のボクシング選手が在籍していると伺い、地域のスポーツの層の厚さに驚かされました。

JCL全国大会は、10月4日、ボクシングの聖地・後楽園ホール(東京)で開催されます。全国の強豪が集う舞台で、猪名川町から挑む二人の健闘を心から期待しています。町としても、若い世代の挑戦をこれからも応援してまいります。

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2. 学生落語・全国大賞! 今西勇人さん来庁

朝ドラ「ちりとてちん」の舞台として知られる福井県小浜市で、学生落語の全国大会「桂福丸杯全国学生落語選手権」が8月21〜23日に開催されました。この大会で見事 大賞(最優秀賞)に輝いた、関西大学3年の今西勇人さん(高座名・浪漫亭朱羽来)が町役場を表敬訪問してくれました。

大会は、若狭地域の落語ファンでつくる「若狭小浜ちりとて落語の会」が主催し、全国42大学から約200人が参加する“学生落語の聖地”とも呼ばれる規模に成長しています。今西さんは予選を勝ち抜いた9名の本選で、古典落語「阿弥陀池」を披露。表情豊かでテンポの良い話芸が会場を包み、約260人の観客を大いに沸かせました。審査員長の桂福丸さんからも「会場を巻き込み、爆笑を取っていた」と高い評価を受けています。(地元紙報道より)

古典落語「阿弥陀池」は、大阪の町で道を尋ねても尋ねても案内がズレ続け、迷いに迷う男の姿を描く滑稽噺。テンポの良い掛け合いが魅力で、最後には「阿弥陀池はどこやねん!」と叫びたくなるような笑いが生まれます。

今西さんからは「来年、教育実習で猪名川町の学校に来るかもしれません」との嬉しいお話も。座布団を用意すれば、落語を披露していただけるかもしれません。そして気になる副賞は、若狭小浜名物の鯖缶。 全国の舞台で見事に“笑いを取った”今西さんに、最後はしっかり“味のあるオチ”がついたようです。

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3. 気象を学び、命を守る力を高める研修会

町役場にて、特別職を含む防災担当職員を対象に「新たな防災気象情報について」の研修会を開催しました。講師は、神戸地方気象台調査官の松岡政幸さんです。研修では、気象台が今年度から運用を進める新しい防災気象情報のポイントを中心に、近年の気象災害の特徴や、災害時に命を守るための判断材料について丁寧にご説明いただきました。

松岡さんからは、短時間に猛烈な雨が降る「線状降水帯」の増加、今年度から導入された2~3時間前の直前予測、台風だけでなく前線や低気圧でも大きな災害が起こるなど、気候変化によって災害の形が変わってきている現状が示されました。「これまでの経験だけでは判断できない時代に入っている」という言葉が印象的でした。また、前線や低気圧の特徴など、気象の仕組みを防災の視点で理解することの重要性を改めて学びました。

気象台が発表する防災気象情報は、より危険度が伝わる表現へと進化しています。大雨警報の基準見直し、線状降水帯の半日前予測の導入、危険度分布(キキクル)の精度向上など、住民の皆さまが早めに避難行動を取れるよう情報の質が高まっています。猪名川町では、こうした最新の知見を踏まえ、職員の判断力向上と情報伝達の強化に取り組み、「気象情報を正しく理解し、早めに行動する」ための環境づくりをさらに進めてまいります。

9月6日

1. 第44回町長杯小学生バレーボール大会

“あきらめない気持ち”が未来をつくる。

猪名川町文化体育館(イナホール)で、第44回猪名川町長・町長杯小学生バレーボール大会が開催されました。会場には、仲間を信じてボールを追う子どもたちの姿が広がり、応援の声が響いていました。

冒頭のあいさつでは、世界で戦う日本代表の話を紹介しました。 女子日本代表はアジア選手権2026で、最後まであきらめずに戦い抜き、見事銅メダルを獲得。男子代表もロサンゼルス五輪を目指して熱い試合を続けています。 どの選手も、仲間を信じ、声をかけ合いながらプレーしていました。

そして、今日プレーする皆さんにも伝えました。 「ミスをしても、うまくいかなくても、仲間と声をかけ合えば必ず立ち直せます。最後まであきらめない気持ちを大切にしてください。」 この中から、未来の日本代表として世界で活躍する選手が生まれることを楽しみにしています。

一試合のみでしたが、子どもたちの真剣な表情と、仲間を励ます声に心を動かされました。 スポーツが育む力は、技術だけでなく、仲間を思う気持ちや挑戦する勇気。猪名川町の子どもたちが、これからも大きく成長していくことを願っています。

2. 第35回英語スピーチコンテスト開催

猪名川町国際交流協会による 「第35回英語スピーチコンテスト」 が、白金の文化体育館小ホールで開催されました。 会場には、緊張した面持ちで受付を済ませる中学生、高校生の制服姿が並び、静かな期待感が漂っていました。 町内在住・在学の生徒が、日頃の英語学習の成果を多くの皆さまの前で披露し、国際交流への関心を深める大変意義ある機会です。

今回は、中学生12名が暗唱の部、高校生5名が弁論の部 に参加しました。

中学生の部では、配布された課題文を一語一語かみしめるように暗唱し、発音やイントネーション、話しぶりを競います。高校生の部では、 「Research Australia and explain why you want to explore Australia.」 など2つのテーマから一つを選び、自ら英作文を作成して発表。 調査した内容を自分の言葉でまとめます。

審査は、佐藤摂会長をはじめ4名の審査員が担当。 特に高校生の部の優勝者・準優勝者は、猪名川町の姉妹都市・オーストラリア バララット市へ派遣される予定であり、国際交流を実体験できる貴重な機会となります。

若い世代が英語を通じて世界に目を向け、猪名川町の国際交流の未来を担ってくれることを心強く感じました。 参加された皆さん、そして支えてくださった国際交流協会の皆さまに心より感謝申し上げます。

9月5日

1. ふれあい運動会 30回記念大会を開催

猪名川町文化体育館(イナホール)で「ふれあい運動会」が開催されました。今年は記念すべき30回目。町内在住の障害のある方やご家族、そして障害福祉に関心のある多くの皆さんが参加し、会場には終始あたたかな空気が流れていました。テーマは「みんなでつなごう! 笑顔・元気・ふれあいの輪」。元気にダンス、ねらって玉入れ、めいちゅう、つなひき、パンくい競争、バラバルーンなど多彩なプログラムが続き、私は最初の「元気にダンス」で体をほぐして次の公務へ向かいました。

ふれあい運動会は、平成の時代から30回にわたり続いてきた地域の交流行事です。人と人がつながり、互いを理解し合う「ふれあいの輪」が広がることで、猪名川町の温かい地域力が育まれてきました。これからも、この輪がさらに大きく広がり、誰もが安心して参加できる場として続いていくことを願っています。

配布された熱中症対策の麦茶には、30周年記念シールが貼られていました。希望の家「すばる」の利用者さんが作った色鮮やかな切り紙作品で、「できる・できない」ではなく、一人ひとりが持つ感性と表現力の豊かさに心を動かされました。素晴らしい作品だったため、急遽、私のごあいさつでも紹介させていただきました。

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2. いながわエコまつり開催!

猪名川町文化体育館小ホールで「いながわエコまつり」が開催されました。ふれあい運動会が行われた大ホールから、私はそのまま小ホールへ移動し、自然や環境を学ぶ体験型の企画を見学しました。

水素でオルゴールを鳴らす実験、水素発電の体験、廃食用油からの石けんづくり、めだかの学校、うんこドリルの学習など、子どもから大人まで楽しめる多彩な内容が並び、「学ぼう・体験しよう・実践しよう」をテーマに、身近な暮らしの中でできる環境への取り組みが紹介されていました。

特に足を止めたのが、兵庫県自然鳥獣共生課のコーナーです。 外来生物クビアカツヤカミキリの成虫標本、そして 猪名川町内の梅の木から実際に見つかった幼虫やさなぎの標本が展示されていました。県の専門職員の方から詳しい説明を伺い、被害を見つける重要なサインとして、うどんのような形をした幼虫の糞「プラス」の存在(=写真)を教えていただきました。木くずと幼虫の糞が混ざったもので、木の根元や幹、樹液と一緒に見つけた場合は、早期発見のため通報をお願いしたいとのことです。

連絡先:兵庫県自然鳥獣共生課 078-362-3389

エコまつりは、楽しみながら学び、気づき、そして行動につながる大切な場です。猪名川町の自然を守り、未来へつないでいくために、こうした取り組みを住民の皆さんとともに進めていきたいと思います。

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9月4日

清陵中3・中山佳子さんが全国6位入賞の快挙

猪名川町立清陵中学校3年生の中山佳子さんが、町役場を表敬訪問してくれました。

中山さんは、阪神中学校総体で女子100m・200mの2種目優勝(100mは大会3連覇)。続く兵庫県大会でも100m優勝・200m2位(100mは2連覇)と圧倒的な強さを見せました。さらに近畿大会では100mで第2位と、全国トップレベルの成績を収められました。

そして迎えた全国大会(山口県・維新みらいふスタジアム)。

女子100m予選を12秒23で走り抜き、見事に決勝へ進出。

決勝では12秒28・第6位入賞という素晴らしい結果を残されました。

昨年掲げた「決勝に残る」という目標を、今年ついに実現。努力が実を結んだ瞬間でした。

さらに中山さんは、陸上だけでなくラグビーでも活躍。

9月には兵庫県選抜メンバーとして全国大会(茨城県)に出場。

10月にはU16陸上競技大会という新たな全国舞台も控えています。

中山さんは「継続することが一番大事」と話してくれました。 苦手だったスタートを克服するため、伏見台の坂道でのダッシュ練習を何度も繰り返したそうです。 こうした地道な積み重ねこそが、全国で戦う力につながったのだと感じます。

猪名川町から全国へ、そして未来へ。

中山さんのさらなる飛躍を、町をあげて心から応援しています。

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9月3日

猪名川町の決算、ポイントだけお伝えします

令和7年度の猪名川町の一般会計決算見込みを報告します。一般会計の実質収支が 3億9千万円の黒字 となり、安定した財政運営を維持できました。歳入は 126億3,100万円(前年度比2.3%増) と増加し、町税収入は住民税などが伸びて 44億8千万円(4.7%増) と22年ぶりに過去最高を更新しました。大型物流施設の業績が好調で、約9億円の税収があったことも大きな支えとなりました。児童手当制度拡充などにより国庫支出金は10%増。一方、前年度に定額減税の補填を受けていた反動で地方特例交付金は87%減、繰越金も56%減 となりました。

歳出は121億6,200万円(0.5%増)。人事院勧告による給与改定や国勢調査の実施で人件費が増えたほか、橋りょう点検や河川しゅんせつ工事など、町の安全を守るための土木費が増加しました。

貯金に当たる基金残高は37億4,700万円と前年度より減少しましたが、必要な事業を進めながら一定の財源を確保しています。

財政の弾力性を示す 経常収支比率は90.4%。やや高い水準で、今後の財政運営には慎重さが求められます。

そして、兵庫県内でも注目されている 実質公債費比率(3か年平均)は2.6%でした。これは、町が将来返済していく借金の負担が「低い水準」にあることを示しています。ただし、財政調整基金を取り崩している現状も踏まえ、今後も堅実な財政運営が必要です。

これからも、町民の皆さまの暮らしを守りながら、持続可能な財政運営に努めてまいります。

9月1日

六瀬ほしのさと小学校で行政視察

兵庫県議会文教常任委員会の行政視察が、「学校法人あけぼの学園 六瀬ほしのさと小学校」で行われました。同校舎は令和4年3月まで猪名川町立六瀬中学校として多くの子どもたちを育んできた学び舎です。閉校後、町として跡地活用を検討する中で、学校法人あけぼの学園と認定NPO法人コクレオの森から「学校を中心とした住み続けられるまちづくり事業」という魅力的な提案をいただき、兵庫県の皆さまのご支援を賜り、令和8年4月に六瀬ほしのさと小学校が開校しました。

同校の取り組みは、特色ある教育の展開にとどまらず、猪名川町のまちづくりにも新しい可能性をもたらしています。特に「教育移住」は人口減少が進む地域にとって重要なテーマであり、既に猪名川・川西で約20世帯が移住されるなど成果が現れています。NHK「おはよう関西」など複数のテレビ番組でも紹介され、全国的にも注目される先進事例となっています。また、大阪方面から通学する子どもたちが増えたことで公共交通の利用者が増え、地域の交通維持にも寄与しています。学校を訪れる多様な関係者による交流人口・関係人口の増加は、地域活性化にもつながっています。

今回の行政視察は、こうした先進的な取り組みを議会の皆さまに現地でご覧いただき、今後の政策に生かしていただく大変意義ある機会となりました。猪名川町としても学校と協働し、地域とともに歩むまちづくりを進めてまいります。

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