田舎暮らしがすごく楽しい!(杉生 森田さん)
四季の移り変わりを感じながら過ごす毎日
三田市のニュータウンでのマンション暮らしから、猪名川町に越してきて16年目になる森田さんご夫婦は、夫、孝さんの退職を機に、孝さんの実家のある猪名川町にUターン。
「田舎暮らしを」目いっぱい楽しんでるお二人のお宅には、たくさんの家族が暮らしています。
猪名川町はどんなまち
大阪からちょっと来ただけで、こんな大自然があるんです!広い庭や裏の川などには季節ごとにの草花や鳥や虫たちがやってきて四季の移り変わりを感じさせてくれる、心癒されるところです。
「水」がとにかく良いんです!
水道からの水もすごくまろやかでおいしいしくて、そのまま飲めますし、お風呂に入ると体に泡がつくんですよ!元々、猪名川の水には、炭酸の成分が含まれているんだと思います。東京にいる娘が来てお風呂に入ると、それを実感して喜んでいます。
この家での楽しみ
夫婦二人でのんびりと暮らしていますが、春になると家にはたくさんのツバメの巣や、庭の池にはモリアオガエルが産卵しに来たりと、楽しみが増えるんです、と話すのは妻の幸子さん。
ツバメの巣は、家の敷地内を数えたら今、16個あります。ヘビが、排水パイプなどを伝って巣まで上がってきて、雛を食べてしまうこともありますから、そこから、雛たちを守る工夫をしたり、時には追い払ったりして成長を見守っています。
とても愛おしくて、3週間ほどで無事に巣立っていくときには、無事に育った喜びと、巣立ってしまう寂しさもありますが、やはり嬉しいですね…
また、兵庫県の絶滅危惧種に指定されているモリアオガエルも、ちょうどツバメの巣立ちと同じころにやってきて、梅雨の雨を待って、木の枝などに産卵します。毎朝、産卵していないかな…オタマジャクシは生まれたかな…などと、楽しみに池をのぞきに行きます。
また、保護犬が3匹と保護猫が9匹。みんなそれぞれに可愛くって…自分の娘や孫たちは東京にいて、なかなか会えないですけど、この子たちに囲まれて過ごす毎日は、日々、小さな変化があって、楽しくて仕方がありません。
庭には、露天風呂・ホタル観賞スポット・バーベキューテーブル、ブランコなども手づくりしています。
フキやサンショウやぜんまいを炊いたり、梅干をつけたりも、ここへ来てできるようになりました。ほかにもイチゴやブルーベリーだけでなく、ユズやトマトやパプリカのジャムもつくって楽しんでいます。なかなかおいしいんですよ!
ここには、季節ごとの楽しみがたくさんあるんです!
有機野菜へのこだわり
家の300mほど先には、孝さんが心を込めて育てている有機野菜の畑があります。
有機ですから、もちろんたくさんの虫がやってきますが、こまめに虫をとったり、虫が寄ってこない工夫をしたりと、手塩にかけて野菜を育てています。
大規模農家ではないので、たくさんの野菜が採れるわけではありませんが、道の駅いながわに出荷しているので、ぜひ大自然の中ではぐくまれた美味しい野菜を味わってみてください!
これからも素敵な生活を
私たちの暮らしには、私の名前の「幸(さち=しあわせ)」がいっぱいなの…と、幸子さん。
笑顔の絶えない素敵なご夫婦の住まいには、たくさんの「幸」と「癒し」がありました。
これからも、たくさんの家族たちとの素敵な毎日を楽しんでください!
更新日:2024年10月01日