有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

更新日:2025年04月10日

本町の状況

本町の水道水の約90%が県営多田浄水場より供給しており、残りの約10%を自己水源として、2ヵ所の浄水場(笹尾浄水場、清水東水源井)より、浅井戸を水源とした安全で安定した飲料水を提供しております。

今回、本町において、笹尾浄水場、清水東水源井の原水及び浄水において、「PFOS及びPFOA」の水質検査を実施いたしました。

検査結果は次のとおりです。

有機フッ素化合物測定結果(PDFファイル:103.6KB)

県営多田浄水場の水質検査結果については、以下のリンクをご確認ください。

県営多田浄水場の水質検査結果(外部リンク)

有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

水道水におけるPFOS及びPFOAについては、日本をはじめ法的な規制値を設定している国はなく、目標値等が設定されています。

国内では、令和2年4月1日に厚生労働省(現 環境省)において「PFOS及びPFOA」が水質管理目標設定項目(※1)に設定され、合算で50ng/L(※2)以下とする暫定目標値(※3)が定められました。

(※1) 水道水中での検出の可能性があるなど、水質管理上留意すべき項目

国内における水道水の水質に関する基準等の分類(PDFファイル:80.7KB)

(※2) 50ng/Lとは水1ℓあたり10憶分の50グラムの物質が溶けていることを表します。

例)京セラドーム120万立方メートルに角砂糖約20個分が溶けたイメージです。

(※3) ヒトが一生涯毎日、2ℓ飲用し続けても問題ないとされる値。

有機フッ素化合物とは?

耐熱性や耐薬品性に優れ、フライパンの表面加工、撥水剤、消火剤、フッ素樹脂の製造などで広く使用されており、環境中で分解されにくい物質です。

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