くろまんぷ

更新日:2024年10月01日

施設の概要

(写真)暗マンプ

 木津から林田に通じる津坂トンネルのことです。
 明治14年(1881)に柏原村の福井伊之助が工事費1,175円で請け負ったのですが、固い岩盤、所々にある軟岩の崩壊で、大変な難工事となり、工費の不足は柏原の人達が私財を投げ打って完成させ、明治の隠れた偉業といわれました。
 別称「くろまんぷ」の元となった岩肌は、現在コンクリートで固められ見えませんが、周囲の様子から当時の苦労をしのぶことができます。
 石製トンネルで現在も使用されているものの中で、日本最古とも言われています。

交通

 阪急バス:木津上下車 西へ徒歩5分
 ふれあいバス:木津上、もしくはふるさと館下車 西へ徒歩5分

情報

 -

その他

 県道川西篠山線を北進し、杤原バス停を過ぎると、両側に切り立った擁壁があります。その右側のこんもりした山が「あかまんぷ」の跡です。レンガ作りのため、あかまんぷと呼ばれた杤原トンネルは、明治42年12月に完成しました。

この記事に関するお問い合わせ先

企画総務部 企画政策課 広報戦略室
業務時間:午前8時45分~午後5時30分
〒666-0292
兵庫県川辺郡猪名川町上野字北畑11-1
電話:072-766-8707
ファックス:072-766-8902

メールフォーム