佐保姫伝説(さほひめでんせつ)

更新日:2024年10月01日

施設の概要

(写真)佐保姫伝説

 万善地区には「佐保姫」という珍しい地名があり、その地名の由来にまつわる話が今に伝えられています。
 今から、約400年前の戦国時代、木津の三蔵山の城に預けられていた明智光秀の娘 佐保姫と、篠山の八上城城主 波多野秀治の息子 貞行は恋に落ち、結婚の約束をしていました。ところが、光秀の主君 織田信長は光秀に八上城を攻めるように命令し、城を落城させました。貞行は辛くも城を逃れましたが姫とは泣く泣く別れ、いずことなく消えていきました。
 その後、姫の住む城も落城し、姫は目の前を流れる猪名川に身を投じたということです。
 それから地名は「佐保姫」となり、姫が入水したところは「姫ケ渕」と呼ばれるようになったと伝えられています。

交通

 阪急バス:猪名川町スポーツセンター前下車 南西へ徒歩10分
 ふれあいバス:猪名川町スポーツセンター下車 南西へ徒歩5分

情報

 歴史街道散策路に佐保姫伝説が残る姫ケ渕があります。歴史街道は車での通行ができませんのでご注意ください。

その他

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