令和7年度帯状疱疹予防接種費用の助成について(任意予防接種)

更新日:2025年07月01日

申請期限は令和8年(2026年)3月31日(月曜日)まで(郵送は必着)

  このページは帯状疱疹の任意予防接種に対する費用助成に関する内容です。
  帯状疱疹の定期接種については、以下のリンク先をご確認ください。

帯状疱疹とは

  帯状疱疹とは、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。
  ただし、初めて水痘・帯状疱疹ウイルスに感染したときは、水痘(水ぼうそう)として発症します。 
  多くの場合、水痘は子どもの頃に発症し1週間程度で治りますが、治癒後もウイルスは体内の神経節に潜伏しています。その後、加齢やストレス、過労などが原因となってウイルスに対する免疫力が低下すると、神経節に潜伏していたウイルスが再活性化し、神経を伝わり皮膚に到達して、痛みを伴う赤い発疹を生じます。これが帯状疱疹です。通常は生涯に一度しか発症しませんが、免疫が低下している場合には再発することもあります。

帯状疱疹ワクチンについて

  帯状疱疹の予防接種を受けるときは、接種対象者や、接種する回数・接種にかかる費用などの情報を確認したうえでご自身の状況に合うワクチンを選ぶことが大切です。
  詳しくはかかりつけ医にご相談ください。

※帯状疱疹ワクチンを接種しても帯状疱疹を完全に防ぐことはできません。

 

接種費用の助成制度について

  本町では、任意接種として帯状疱疹の予防接種を受けた方で、下記の対象者に該当する方に対し、接種費用の一部を助成します。
  この助成制度は、兵庫県が令和7年度に実施する市町への補助事業を活用して実施しています。

対象者

  本町に住民登録があり、以下の(1)と(2)の両方に該当する人
(1)昭和40年(1965年)4月2日から昭和51年(1976年)4月1日生まれの人
(2)接種日時点で50歳以上の人
  ただし、

  • いずれの市町においても、過去を含め本事業による助成を受けたことがないこと
  • 定期接種の対象者でないこと

対象期間

  令和7年(2025年)4月1日から令和8年(2026年)3月31日の間に接種したもの

対象ワクチン

  • 水痘ワクチン(生ワクチン)(製品名:ビケン)
  • 帯状疱疹ワクチン(組換えワクチン)(製品名:シングリックス)

助成額・回数

4,000円

補足

  • 助成は1回限りです。(水痘ワクチン、または帯状疱疹ワクチンのどちらか一方に限る)
  • 2回接種の帯状疱疹ワクチン(製品名:シングリックス)についても、助成は1回限り(1回目と2回目のいずれか)となります。

接種場所

医療機関による個別接種
(医療機関の指定はありません。町外の医療機関も可。)

(ご注意)定期接種の対象者からの除外について

  上記対象ワクチンの接種歴がある方は、原則として、定期予防接種(主に65歳の方が接種)の対象外となりますのでご注意ください。
  定期接種対象者から除かれる者等については、予防接種法施行規則第二条で規定されています。
  同第二条第一項において規定の通り、当該予防接種に相当する予防接種を受けたことがあり、当該予防接種を行う必要がないと認められる場合は、定期接種の対象外となります。

手続きの流れ

(1)  医療機関に接種日時を予約の上、全額自己負担で接種を受ける。

(2)  接種後に医療機関から以下を受け取る。
  ●領収書、明細書等(接種費用の支払を証明する書類)
  ●予診票のコピー等(接種記録が確認できる書類)

(3)  助成金の交付申請を行う。

(4)  申請の到着から原則2か月以内に、指定の口座に助成金が振り込まれる。

申請方法

  以下の書類を保健センターへ提出(令和8年3月31日まで)
(1)猪名川町帯状疱疹予防接種費用助成申請書兼請求書(様式第1号)
(2)予防接種名・接種費用が記載された領収証、明細書(あれば)
(3)予診票のコピー、接種済証等の接種記録が確認できる書類
(4)振込先がわかるもの(預貯金通帳、キャッシュカードなど)
  (5)  認印(インク内蔵印は不可)

予防接種後の副反応

  接種後に接種部位の発赤・痛み・腫れ、発熱・寒気・頭痛・倦怠感などの副反応が出ることがありますが通常2~3日のうちに治ります。また、他の病気が偶然重なって現れることもあります。接種後に高熱やけいれん等の異常が出現した場合は、速やかに医師の診察を受けてください。

  重大な副反応として、まれにアナフィラキシーショック(じんましん、呼吸困難等)、血小板減少などが現れることもあります。接種後、体調に変化があった場合は、すぐに接種医にご相談ください。医師の治療を受けた場合の費用は原則、自己負担です。

 

予防接種による健康被害救済制度

  帯状疱疹ワクチンの接種は、任意接種であり、予防接種法に基づく予防接種ではないため、万が一、健康被害が生じたときは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済の対象となる場合があります。

この記事に関するお問い合わせ先

生活部 住民課 健康づくり室
業務時間:午前8時45分~午後5時30分
〒666-0233
兵庫県川辺郡猪名川町紫合字北裏763
電話:072-766-1000
ファックス:072-766-4414

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