姉妹都市 バララット市

更新日:2024年10月03日

バララットはこんなまち

(イラスト)オーストラリア

 猪名川町の姉妹都市バララット市は、オーストラリアでも大きな内陸都市のひとつで、ビクトリア州の中央部に位置し、海抜450m、周辺は肥よくな農地、牧草地です。メルボルンから約120キロメートルの距離で、4つの幹線道路が通じています。

バララット市の面積は、739キロ平方メートル、人口は約11万人です。

「バララット」とは、「バラ」と「アラット」という2つのアボリジニー(オーストラリアの先住民族)の言葉からなっており、それぞれ「休憩地」「野営地」という意味です。
 

バララット市の歴史

バララット市は、共同遊牧場がまちの起源でしたが、やがてゴールドラッシュで繁栄し、1850年頃には世界各国から2万人の人々が採掘場で金を採掘したと言われ、1860年代の最盛期には、300社に及ぶ企業、64,000人の人口があったと推定されています。

その後、1870年9月に市として布告され、現在のバララット市の礎が築かれました。

バララット市の行政

1994年5月には、ビクトリア州政府により、州内の行政区域の合併が促進され、バララット市においても周辺の自治体との合併が行われ、新しいCity of Ballarat(バララット市)が誕生しました。

バララット市庁舎は、市のほぼ中心に位置し、19世紀の特徴をそのままにとどめています。
市議会議員は、9つの地域(各地域1名)から選ばれ、3年任期で9人の議員で議会を構成します。

(写真)sicyousya

(写真)sicyousya

バララット市庁舎

市長は、議員の中から互選により選出され、市長の任期は1年となっており、現在は、デズ・ハドソン市長が就任されています。

バララット市の観光

バララット市は、オーストラリア国内でも観光客に人気の高い地域で、ビクトリア様式の建物等が多く保存されており、かつてこの地でブームとなった金炭鉱のまちの姿を今に伝えています。

市内には、1956年開催のオリンピックでボートレースとカヌーの競技場になったウェンドリー湖があり、湖畔に多くの黒鳥がいることでも有名です。

(写真)lake

(写真)lake

ウェンドリ―湖

 

 

ウェンドリー湖の黒鳥

ウェンドリー湖の黒鳥

ウェンドリー湖では黒鳥を見ることができます。

 1850年代当時のまち並みを再現した歴史博物館「ソブリンヒル」は、金鉱のまちとして発展したバララット市の歴史が再現されています。 毎年多くの観光客でにぎわっており、年間290万人が訪れます。
 

(写真)hill

(写真)hill

ソブリンヒル

また、バララット市は、庭園のまちとしても知られており、ウェンドリー湖周辺のボタニカルガーデン(植物園)はベゴニアで有名です。

(写真)begonia

(写真)begonia

花が咲き誇るボタニカルガーデン

バララット市役所内日本庭園

バララット市役所内日本庭園

バララット市役所内にある日本庭園

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