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猪名川町地域公共交通実施計画

猪名川町では、令和2年(2020年)3月に策定した「猪名川町公共交通ネットワーク見直し方針」における公共交通網の基本的な考え方を踏まえ、持続可能な公共交通の実現を目指すため、令和4年(2022年)3月に「猪名川町地域公共交通計画」を策定しました。
猪名川町地域公共交通計画は、猪名川町における公共交通に関するマスタープランとして位置付けられ、基本的な考え方は猪名川町公共交通ネットワーク見直し方針に基づいています。
阪急バス杉生線は、猪名川町地域公共交通計画の猪名川町における「公共交通」の考え方において、町内の都市拠点や集落拠点間を結ぶ町内の骨格を形成し、町内各地域と猪名川町中心部等とのアクセスに重要な役割を担い、住民生活を支える『町内基幹交通』として位置付けられています。しかし、運行継続にあたっては、阪急バス杉生線の見直しが必要です。
具体的には、平成30年度(2018年度)に阪急バスから協議の申し入れを受け、町内を運行する公共交通事業者等と協議し、令和2年(2020年)5月から阪急バス杉生線の杉生~柏原間及び杉生~杉生新田間を運行休止とし、デマンド交通「チョイソコいながわ」に転換する実証運行を開始しました。これらの取組は、持続可能な交通システムの構築を目指し、阪急バス等の交通事業者と協議し、町の施策として進めてきました。しかし、阪急バス杉生線の収支の改善には至っておらず、今後も好転する見込みも低いことから、令和4年(2022年)5月に路線の存廃についての協議の申し入れを改めて受けており、阪急バス単独による阪急バス杉生線の運行継続が困難な状況にあるため、阪急バス杉生線の見直しが必要な状況にあります。
阪急バス杉生線の見直し検討にあたり、猪名川町地域公共交通会議は、交通事業者(バス事業者、タクシー事業者、デマンド交通事業者)が参画する『杉生線検討部会』を設置するとともに、地域住民のニーズ等を把握するために住民意見交換会を開催し、需要に応じた路線の再編などを検討するなど、必要なサービス水準を検証しました。また、猪名川町の公共交通ネットワーク全体の利便性向上及び運行効率性向上を図るため、阪急バス杉生線の見直しに合わせて、コミュニティバス「ふれあいバス」とデマンド交通「チョイソコいながわ」の見直しも検討し、具体的な路線の再編や実施事業について定める「猪名川町地域公共交通実施計画」を策定します。

猪名川町地域公共交通実施計画(PDF:23.9MB)

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