平成27年1月23日、株式会社池田泉州銀行、猪名川町商工会及び猪名川町が、猪名川町の地域経済の持続的な発展及び地域住民へのサービスの向上に向けて、「地域振興連携協力に関する協定」を締結し、今後、少子化対策や企業誘致などの地域活性化に向け、ともに取り組んでいきます。
町では、このように金融機関と地域振興連携協定を締結することは初めてとなり、池田泉州銀行の持つ広域なネットワークやノウハウを活かし、猪名川町および猪名川町商工会による地域振興施策を連携して推進するため、下記の取組みを行います。

協定に基づく取り組み事項は、（1）『ずっと住み続けたいまちづくり』に関する事項 （2）地域開発及び企業誘致に関する事項 （3）地域資源の活用、連携に関する事項（4）雇用創出に関する事項 （5）産業振興に関する情報発信・情報提供に関する事項 （6）その他三者が必要と認める産業振興に関する事項となっています。

具体的には、ずっと住み続けたいまちづくりに係る取り組みとして町は、第3子以降の子を出産された方に5万円の「多子誕生祝金」を交付していますが、一定条件を満たせば池田泉州銀行より5千円の祝金を受取ことができます。（既交付者も対象となります。）

また、猪名川町内の事業者や猪名川町に工場や事務所を新設・移転する事業者を対象として、総額3億円の「猪名川町産業振興融資ファンド」が創設されました。

今後、「地域開発」や「企業誘致」、また、企業誘致に伴う「雇用創出」、地域資源を活用した「地域ブランド」の開発など、「地方創生」や「地域振興」に資する取組みを3者で連携し推進していきます。