これまで、公的年金(遺族年金、障害年金、老齢年金、労災年金、遺族補償など)を受給する方は児童扶養手当を受給できませんでしたが、平成26年12月以降は、年金額が児童扶養手当額より低い方は、その差額分の児童扶養手当を受給できることとなりました。
児童扶養手当を受給するためには、申請が必要です。
手当月額は、所得金額等により決定されます。(所得制限があります)
全部支給 月額 41,020円(子ども1人の場合。2人目は5,000円加算。3人目以降は1人につき3,000円加算)
一部支給 月額 9,680円から41,010円(子ども1人の場合)
支給月は年3回で、口座振込となります。
12月11日(8月から11月分)、4月11日(12月から3月分)、8月11日(4月から7月分)です。休日の場合は、直前の休日でない日に支給されます。
手当には所得制限があります。前年(1月から6月申請は、前々年)の扶養人数と所得金額で判定します。
扶養人数 |
受給者本人 全部支給 |
受給者本人 一部支給 |
扶養義務者 (同居の父母兄弟など で所得が一番高い方) |
---|---|---|---|
0人 | 190,000円 | 1,920,000円 | 2,360,000円 |
1人 | 570,000円 | 2,300,000円 | 2,740,000円 |
2人 | 950,000円 | 2,680,000円 | 3,120,000円 |
3人 | 1,330,000円 | 3,060,000円 | 3,500,000円 |
4人 | 1,710,000円 | 3,440,000円 | 3,880,000円 |
一律控除 80,000円、障害者・勤労学生控除 270,000円、特別障害者控除 400,000円、医療費控除・雑損控除 実額
受給者本人 特定扶養親族(16歳から22歳)1人につき150,000円加算、70歳以上の扶養親族1人につき10万円加算
扶養義務者 70歳以上の扶養親族1人につき6万円加算(ただし、扶養親族がすべて70歳以上の場合は1人を除く)
手当は、申請の翌月分から支給開始となります。ただし、これまで公的年金を受給していたことにより児童扶養手当を受給できなかった方のうち、平成26年12月に支給要件を満たしている方が、平成27年3月までに申請した場合は、平成26年12月分から受給できます。