令和5年4月1日
ロタウイルスワクチンには、2種類あり、どちらも飲むワクチンです。2種類とも予防効果や安全性に差はありませんが、接種回数が異なります。なお、途中からワクチンの種類を変更することはできませんので、最初に接種したワクチンを2回目以降も接種します。
なお、このワクチンは、ロタウイルス胃腸炎の発症そのものを7~8割減らし、入院するような重症化のほとんどを予防できます。ただし、ロタウイルス以外の胃腸炎を予防することはできません。
ワクチン名 | ロタリックス | ロタテック |
接種期間 | 出生6週0日後から24週0日後まで | 出生6週0日後から32週0日後まで |
開始時期 | どちらのワクチンも初回接種を生後2か月から出生14週6日後まで | |
接種回数 | 2回(27日以上の間隔をあける) | 3回(27週以上の間隔をあける) |
腸重積は、腸が腸に入り込み、閉塞状態になることです。腸の血流が悪くなることで腸組織に障害を起こすことがあるため、速やかな治療が必要です。ワクチン接種から1~2週間くらいまでの間に発症のリスクが高まると報告されています。
腸重積の症状としては、
◇泣いたり不機嫌になったりを繰り返す
◇おう吐を繰り返す
◇ぐったりし顔色が悪くなる
◇便に血が混じる
などがあります。これらの症状がひとつでも見られた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
「令和5年度健康づくり年間予定表」のP8~P9をご覧ください。
※実施医療機関(猪名川町・川西市)以外の他市町で接種を希望される方は、必ず、接種前に保健センターで手続きが必要です。接種後の手続きはできません。
※実施日や予約については、各医療機関にお問い合わせください。
接種に関するお問い合わせは、保健センター(電話072-766-1000)へ。
厚生労働省リーフレット「重症胃腸炎予防のためにロタウイルスワクチン予防接種を受けましょう!」(PDF:674.9KB)
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