猪名川町火災予防条例により、全ての住宅に住宅用防災警報器(住宅用火災警報器)を設置することが義務付けられています。
住宅用火災警報器とは、火災により発生する煙や熱を感知して、音声や警報音で火災の発生を知らせる機器です。警報器には、煙感知式と熱感知式の2種類があり、台所や車庫などの頻繁に煙が発生するような場所には熱式を、それ以外の場所では煙式を設置してください。
煙式
熱式
煙式の警報器は煙を一定時間感知したら警報を発します。
熱式の警報器は周辺温度が一定の温度を超えると警報を発します。
住宅用火災警報器の設置対象住宅は、戸建住宅、共同住宅、長屋住宅、併用住宅の住宅部分が対象となります。なお、共同住宅等で住宅用スプリンクラーや自動火災報知設備が設置してある場合は設置免除となります。
寝室 (普段就寝に使用している部屋すべて。)
階段 (寝室が2階以上にある場合。)
台所 (熱式を設置してください。)
詳細は、消防本部予防担当までお問い合わせください。 電話番号:072-766-0119
2階に寝室のある場合
2階に寝室が無い場合
天井用
壁、または梁から60センチメートル以上離す。
天井用
エアコンや換気扇の吹き出し口から1.5メートル以上離す。
壁用
天井から15センチメートルから50センチメートル以内に取り付ける。
詳しい取り付け方法は、取扱説明書を参照してください。
住宅用火災警報器は電気店、ホームセンター、消防設備を取り扱っている会社などで販売されています。新築、改築の際には、ハウスメーカーや施工会社にもご相談ください。
価格は、電源の方式、電池寿命などによって異なりますが、1個数千円程度を中心に販売されています。また、取り付け、配線工事などに別途費用がかかる場合があります。
警報器の品質を保証するものに、日本消防検定協会の鑑定があり、この検査に合格した鑑定マーク「NSマーク」が付いている製品を購入してください。
【旧NSマーク】
【新NSマーク】
月に1回程度住宅用火災警報器が鳴動するか点検しましょう。点検方法は、本体の引きひもを引くものやボタンを押して点検できるものなど、機種によって異なりますので、購入時に点検方法を確認しておきましょう。また、乾電池タイプの警報器は電池交換を忘れないようにしてください。
住宅用火災警報器の設置義務化に伴い、今後、巧妙な手口を使った悪質な訪問販売などのトラブルが危惧されています。契約を急がせる業者は要注意です。その場ですぐに契約せず、家族や消費生活センターなどに相談しましょう。なお、次の点にご注意ください。
作詞:池田和生
作曲・歌:三咲順子
編曲:土井克仁
協力:日本工学院専門学校
1
天井についてる 白い円盤
うちのUFO 住警器
もしも火事になったとき
すぐに教えてくれるんだ
赤い目 チカッと光らせて
休まず見張りをしているよ
大切な命を 守ってくれる
うちのUFO 住警器
2
一つの部屋に一つずつ
うちのUFO 住警器
煙や熱をキャッチして
音で知らせてくれるんだ
かわいいシッポをぶらさげて
24時間眠らずに
いつも家族を守ってくれる
うちのUFO 住警器
(音楽データ)住宅用火災警報器設置促進ソング(MP3:3.8MB)
ホームページ「文化と防災の合体」で公開されています。