行基上人が開基といわれる古刹(こさつ)。
源頼光が大江山の鬼退治の戦勝を祈願したという伝説もあり、「大井の薬師さん」と親しまれています。
文化4年(1807)に遊行僧・木喰明満上人が90歳の晩年に立ち寄り、制作した14体(焼失した1体を含めると15体)の「木喰仏」を安置しています。木食とは、五穀や肉食を断ち、火食をせず木の実や山菜、蕎麦粉を常食とする真言宗の戒律の一つです。その素朴で深い味わいが、人々の心をひきつけます。
阪急バス、ふれあいバス:大井下車 北へ徒歩2分
駐車場 有
兵庫県指定文化財となっている26体のうち、14体が残されています。
見学は、境内自由
文化財見学時要予約
東光寺 電話 072-766-0831