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第49話 春の紫合を歩く

更新日:2014年5月1日


レンゲの花が畔を紅紫に彩る春です。紫合のバス停を降りるとすぐ紫雲山西鏡寺に行くことができます。  後醍醐天皇の頃に創建、紫合薬師堂と呼ばれていたというこの寺には地名にまつわる伝説があります。
その昔、梢に紫の雲をたなびかせた老松があり、根元から薬師如来像が掘り出され、その跡地に薬師堂を建て「夕田」が「紫合」と書き表されるようになったというものです。
町内難読地名ナンバーワンの紫合の語源は「結(ゆい=互助組織)」が開いた田、結田という説が有力ですが、この伝説もロマンと人々の信仰の篤さを伝えるものでしょう。
西鏡寺の南方にある紫合橋からは、上流側に「量り岩」が見えます。この扁平な大岩は近世から近代に木材流しが行われた際、水位の目印に使われていました。明治にはここが、木材の管流し(ばら流し)から、人が操れる筏(いかだ)流しへの切替地点として県から指定されていました。(写真:西鏡寺の薬師堂)

《読み方》
畔=あぜ、紅紫=べにむらさき、紫合=ゆうだ、紫雲山西鏡寺=しうんざんさいきょうじ、後醍醐天皇=ごだいごてんのう、梢=こずえ、老松=おいまつ、根元=ねもと、薬師如来像=やくしにょらいぞう、夕田=ゆうだ、結田=ゆいだ、篤さ=あつさ、紫合橋=ゆうだばし、量り岩=はかりいわ、扁平=へんぺい、大岩=おおいわ、木材流し=もくざいながし、管流し=くだながし、筏流し=いかだながし

(写真)西鏡寺の薬師堂

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