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第91話 猪名川町域からの御蔭参り

更新日:2014年5月1日

(写真)御蔭踊入用覚張

 江戸時代、ほぼ干支の改まる61年に1度大流行した御蔭参りですが、町域に残る記録は文政13(1830)年の物が最も古いものです。
 木津に残る「御蔭参り・御蔭踊」では、夫婦や兄弟のほか、若者や女性が御蔭参りのグループに1人で参加しており、使用人も同行するなど、戸主中心の伊勢講での伊勢参宮には参加できない人々も、日常から解放され楽しんだことが伺えます。
 伊勢へは「奈良初瀬越え」と「丹波越え」の2コースが見られ、後者は京から東海道をたどったのではないかと思われます。
 また広根では、同じ文政13年の御蔭参りの際に使われた幟が見つかっています。すでに変色していますが上質の厚手の絹製で、色糸で縁どられています。
 中央には「天照皇太神宮」、右に「御料 摂州川辺郡」、左に「御蔭 多田広根組」と墨書されていて、村ぐるみの大がかりな御蔭参りが行われたことを示します。(写真:御蔭踊入用覚帳)

《読み方》
御蔭参り=おかげまいり、干支=えと、文政=ぶんせい、御蔭踊=おかげおどり、戸主=こしゅ、伊勢講=いせこう、伊勢参宮=いせさんぐう、初瀬越え=はせごえ、丹波=たんば、幟=のぼり、色糸=いろいと、縁どられ=ふちどられ、天照皇太神宮=あまてらすこうたいじんぐう、御料=ごりょう、摂州=せっしゅう、御蔭=おかげ、多田広根組=ただ ひろねぐみ、墨書=ぼくしょ、

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